テレルーム
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ペアローンで理想の住まいを実現|メリット・デメリットや審査の流れ・必要書類を解説!
2025.07.2ペアローンは、二人の収入を合わせることで、一人では手が届かない理想の住まいを実現しやすくなる住宅ローンの選択肢です。ただし、メリット・デメリットを正しく理解し、将来設計と照らし合わせて慎重に選ばないと、大きな負担になりかねません。この記事では、ペアローンの仕組みから他のローンとの違い、契約後に後悔しないための注意点を解説します。混同しやすい「収入合算」「連帯債務」との違いも表にまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。 ペアローンとは?二人で協力して組む住宅ローン ペアローンはご夫婦で組むケースが一般的ですが、実は利用できる関係性が広がっています。まずは、基本的な仕組みから見ていきましょう。 1つの物件に対して2本のローンを組む仕組み ペアローンとは、一つの物件に対し、ご夫婦それぞれが住宅ローン契約を結ぶ方法です。それぞれが「主債務者」となり、お互いに相手のローンの「連帯保証人」になるのが一般的です。負担割合に決まりはなく、お二人の状況に応じて自由に設定できます。・収入に応じて分ける:それぞれの年収のバランスに合わせて借入額を決める方法。収入の多い方が多めに借りることで、双方にとって無理のない返済計画を立てやすい。・きっちり半分ずつ分ける:借入額を半分ずつにする公平でわかりやすい方法。関係性をシンプルに保ちたいお二人に適している。・ライフプランに合わせて分ける:将来的に産休・育休の取得を考えている方が借入額を少なめにするなど、今後のライフプランを見据えて柔軟に割合を決める方法。 物件の「持ち分」=借入額の割合 ペアローンを組む際は、それぞれの借入額の割合と物件の「持ち分(所有権の割合)」を一致させて登記するのが基本です。例えば、5,000万円の物件を夫が3,000万円、妻が2,000万円のローンで購入した場合、物件の持ち分は「夫:3/5、妻:2/5」となります。 ペアローンは、どんな夫婦におすすめ? ・共働き志向のご夫婦:お互いに安定した収入があり、今後もキャリアを継続していくビジョンをお持ちの方。・理想の住環境を妥協したくないご夫婦:都心や人気エリア、より広い間取りなど、ワンランク上の物件を希望される方。・税金のメリットを賢く活用したいご夫婦:住宅ローン減税の恩恵を二重に受け、手元の資金をより多く残したい方。 夫婦だけじゃない!多様化するペアローンのカタチ 「ペアローンは法律上の夫婦だけが利用できる」と思っていませんか?実は、時代の変化とともに、住宅ローンのあり方も柔軟になってきています。金融機関によっては、事実婚のカップルや親子でもペアローンを利用できます。・事実婚(内縁関係)のカップル:お互いをパートナーとし、生計を共にしている実態があれば、金融機関の所定の条件を満たすことでペアローンを利用できる場合がある。・親子:二世帯住宅の新築や購入を機に、親世代と子世代でペアローンを組むケースも増えている。ご家族のカタチが多様であるように、住宅ローンの組み方もさまざまです。 夢が広がる!ペアローンの4つのメリット ペアローンの魅力は、借入額が増えることだけではありません。家計にうれしい節税効果や、将来の安心につながる保障など、ライフプランを豊かにする4つのメリットをご紹介します。 購入できる物件の選択肢が広がる ペアローンは、ご夫婦やパートナーそれぞれが収入に応じて住宅ローンを組むため、一人で借りるよりも総借入可能額を増やせます。予算の都合で諦めていた都心部の物件や、もう一部屋広い間取り、最新設備の新築マンションなど、単独では手が届かなかった価格帯の物件が現実的な選択肢になります。他にも、選択肢を広げる方法として「中古物件」もおすすめです。新築よりも価格を抑えられるため、同じ予算でもより広い間取りや、より良い立地の物件を選べる可能性が高まります。以下の記事では、中古マンションの魅力をご紹介しています。▶中古マンション購入で失敗しない完全ガイド|メリット・デメリットから賢い資金計画、内見のポイントまで徹底解説 節税効果が2倍に!賢く手元にお金を残す ペアローンでは、それぞれが住宅ローン減税の対象です。年末のローン残高に応じて、二人分の所得税・住民税の還付を受けられるため、世帯全体で見ると節税効果がより大きくなります。 出典:国土交通省「住宅ローン減税」 万が一への備えも二重で安心 それぞれが団体信用生命保険(団信)に加入するため、万が一、パートナーに不幸があった場合でも安心です。亡くなられた方の住宅ローンは保険で完済されるため、遺された方が二人分の返済を背負うことはありません。ご自身の返済はこれまでと変わらないため、安心して住み続けられます。住宅ローンの「もしも」に備える団体信用生命保険(団信)の仕組みや、賢い活用方法については、ぜひこちらもご覧ください。▶団体信用生命保険(団信)とは?住宅ローンの「もしも」に備える仕組みや、契約前に確認したいポイントを解説 金利変動リスクを分散!オーダーメイドの返済計画 「夫は安定志向で全期間固定金利」「妻は当初の返済負担を抑えるため変動金利」のように、お互いの価値観やキャリアプランに合わせて異なる金利タイプを選べるのも、ペアローンならではの強みです。市場の変動リスクを世帯全体で分散させる返済計画を実現できます。二つの金利タイプ「固定金利」と「変動金利」はそれぞれメリットとデメリットがあります。ぜひこちらの記事を、金利タイプ選びにご活用ください。▶住宅ローンで7割が選ぶ「変動金利」とは? 選ぶ前に知るべき特徴とリスク対策▶金利が上昇する今こそ知りたい「固定金利」とは?メリット・デメリットや賢い活用方法を解説! 契約前に必ず知っておきたいペアローンの4つのデメリット 契約後に「こんなはずでは…」と後悔しないために、デメリットも把握しておきましょう。 見落としがち!諸費用が二人分に ローン契約が2本になるため、契約書に貼る印紙代や登記費用、金融機関への手数料などの諸費用が、単独ローンの約2倍かかります。 ライフイベントによる収入減リスク ご出産や育児・転職・介護など、長い人生では収入が一時的に減少する局面もあります。お二人で支え合うローンだからこそ、どちらか一方の負担が増えたときの備えが不可欠です。 離婚の際、手続きが複雑に 万が一離婚する場合、共有名義の家や二人分のローンをどのように分けるか決めなければなりません。財産分与やローンの借り換え・売却など、冷静な判断が求められるため、精神的なご負担が大きくなる可能性があります。 売却や賃貸には「二人の合意」が絶対条件に 将来、転勤などで住まいを売却したり、賃貸に出したりする際には、必ずお二人の合意が必要です。共有名義の不動産は、どちらか一方の意思だけでは手続きできません。 「ペアローン」「収入合算」「連帯債務」の違いを比較 ご夫婦でローンを組む方法は、ペアローンだけではありません。ご家庭の状況によっては、他の方法が適している場合もあります。それぞれの違いを比較して検討しましょう。 項目ペアローン収入合算(連帯保証型)収入合算(連帯債務型)ローン契約数2本1本1本住宅ローン減税夫婦それぞれ(持ち分による)債務者のみ夫婦それぞれ(持ち分による)団信加入夫婦それぞれ主債務者のみ主債務者のみ(金融機関による)諸費用2本分1本分1本分特徴二人分の節税効果と保障が魅力。ただし諸費用と将来のリスク管理が必要。手続きはシンプルだが、合算者の保障と節税メリットがない。保障面で不安が残る場合も。フラット35で主流の方式。 テレルームでは、お客様の状況や価値観を丁寧にお伺いし、最適な選択肢をご提案いたします。いつでもお気軽にご相談ください。まずは話を聞いてみる 申し込みから契約まで!ペアローンのステップと必要書類 ペアローンの審査の流れや必要書類を事前に把握し、スムーズに申し込みの準備を進めましょう。審査は、ご夫婦それぞれが個別に受け、お二人とも審査に通る必要があります。 事前審査からご契約まで ・ステップ1:購入したい物件が決まったら、まずは金融機関に事前審査(仮審査)を申し込みます。年収や物件価格が、借入可能額の目安を判断するための基準です。・ステップ2:事前審査にお二人とも通過したら、不動産会社と物件の売買契約を結びます。・ステップ3:売買契約書などの正式な書類を揃えて、本審査に進みます。ここでも、それぞれ申し込みが必要です。・ステップ4:本審査に通過すると、金融機関との契約です。ペアローンはローン契約が2本になるため、それぞれが契約手続きを行います。・ステップ5:契約内容にもとづいて融資金が支払われ、物件の購入代金を決済します。登記手続きが完了すれば、いよいよマイホームの引き渡しです。 二人分必要!準備すべき書類リスト 基本的には単独ローンと同じですが、以下の書類がそれぞれ必要になります。・本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)・収入証明書類(源泉徴収票、確定申告書など)・住民票、印鑑証明書・物件に関する書類(売買契約書、重要事項説明書など)・その他、金融機関指定の書類 ペアローンの活用で理想の住まいへ! ペアローンは、お二人が理想の住まいを手に入れるための選択肢です。借入可能額の増加や節税効果、二重の保障など、単独ローンでは得られないメリットがある一方で、諸費用の増加やライフイベントによるリスクなどの注意点もあります。お二人の収入バランスやキャリアプラン、将来のライフイベントを考慮し、慎重に比較検討することが大切です。 ペアローンのご相談は、ぜひテレルームへ テレルームでは、物件のご提案だけでなく、お二人の将来のキャリア設計やライフプランまで含めた資金計画を一緒に考えさせていただきます。お二人が心から納得してマイホームの夢を叶えられるようサポートいたしますので、どのようなことでもお気軽にご相談ください。まずは話を聞いてみる
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団体信用生命保険(団信)とは?住宅ローンの「もしも」に備える仕組みや、契約前に確認したいポイントを解説
2025.07.1「もし自分に万が一のことがあったら、住宅ローンはどうなるのだろう?」と不安を感じたことが、一度はあるのではないでしょうか。生命保険に加入していれば安心だと考えがちですが、高額な住宅ローンの全額まではカバーしきれないケースがあります。そんなときに、大切なご家族と住まいを守るのが「団体信用生命保険(団信)」です。団信の制度の概要のほか、契約前に確認したいポイントもご紹介しますので、団信選びにご活用ください。 なぜ団体信用生命保険(団信)が必要? 団体信用生命保険(団信)は、住宅ローン契約者に万が一のことがあった際に、ご家族を守るための保険です。団信に加入していれば、保険金でローン残高が完済されるため、遺されたご家族が住まいを失うリスクを回避できます。月々の返済負担からも解放され、マイホームを「負債」ではなく「資産」として残せます。 【混同注意】団信と生命保険、3つの決定的違い 「生命保険に入っているから団信は不要では?」というご質問をよくいただきますが、実は似ているようで違います。 違い1:保障額がローン残高と連動する 一般的な生命保険は、契約時に定めた保障額がずっと変わりません。一方、団信の保障額は常に「住宅ローンの残高」に連動します。ローン返済が進んで残高が減れば、保障額もそれに応じて減少します。これにより、必要なぶんだけ保障を確保できるので無駄がありません。 違い2:住宅ローン専用の保険である 団信は、住宅ローンの返済を目的とした専用の保険です。保険金はご家族が受け取るのではなく、金融機関に支払われ、ローンの返済に充てられます。生活費や教育費など、他の目的には使えません。 違い3:銀行が加入を求めるワケ ほとんどの民間金融機関では、団信への加入が住宅ローン利用の必須条件となっています。これは、銀行が貸し付けたお金を回収できなくなるリスクを防ぐためです。つまり団信は、借り手であるローン契約者だけでなく、貸し手である銀行も守る仕組みです。 【選び方ガイド】団信の保障内容と種類を比較 団信の保障内容はさまざまです。ご家族のライフプランや、健康への考え方に合わせて選択しましょう。 基本保障(死亡・高度障害) 死亡・高度障害は、ほとんどの住宅ローンに付帯している基本的な保障です。この保障の保険料は、あらかじめ住宅ローンの金利に含まれています。毎月の返済とは別に、保険料を追加で支払う必要はありません。・保障対象となる状態の具体例死亡:病気や事故など、原因を問わず死亡された場合所定の高度障害状態:両目の視力や言語機能を永久に失う、両腕または両足を失うなど、保険会社が定める極めて重い障害状態になった場合・保険金の支払い条件上記の「死亡」または「所定の高度障害状態」に該当すると医師に診断された場合に、保険金が支払われます。 もっと手厚く!特約オプション 基本保障に加えて、特定の病気や就業不能状態に備えるのが「特約」です。住宅ローン金利に年0.1%〜0.3%程度上乗せすることで加入できます。• がん保障特約初めて「がん(悪性新生物)」と診断された場合に、ローン残高がゼロになる保障です。上皮内がんや皮膚がんなど、一部対象外となる場合があるため、条件の確認が必須です。• 三大疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞)特約がんに加え、脳卒中や急性心筋梗塞で所定の状態(例:手術を受ける、60日以上後遺症が続くなど)になった場合に保障されます。支払い条件が「診断されたら」か「所定の状態が続いたら」かで大きく異なるため、注意が必要です。• 七大疾病特約や就業不能保障三大疾病に、高血圧性疾患、糖尿病、肝硬変、慢性腎不全といった生活習慣病を加えた保障や、病気やケガで長期間働けなくなった場合に毎月の返済額が保障される就業不能保障など、さらに手厚い特約も用意されています。 どこで借りる?金融機関サービス比較 金融機関の種類団信サービスの特徴こんな方におすすめメガバンク保障のバリエーションが豊富。基本的な保障から疾病保障まで一通りそろっている。安定感と信頼性を重視する方。ネット銀行金利上乗せなしで特約が付くなど、競争力のある魅力的な商品を多く提供。少しでもお得に、手厚い保障を付けたい方。地方銀行地域に根差した独自のサービスや、特定の疾病に特化した団信を提供することも。地域でのつながりや、きめ細やかなサポートを求める方。 住宅購入は団信のほかに、金利タイプも選ぶ必要があります。「変動金利」「固定金利」の仕組みや特徴を知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。▶住宅ローンで7割が選ぶ「変動金利」とは? 選ぶ前に知るべき特徴とリスク対策▶金利が上昇する今こそ知りたい「固定金利」とは?メリット・デメリットや賢い活用方法を解説! 備えだけじゃない!団信がもたらす4つのメリット 団信は「もしも」の備えだけではありません。実は、家計管理の面でもさまざまなメリットがあります。 金利上乗せで支払いの手間が少ない 特約保険料は住宅ローン金利に上乗せされる形で、毎月の返済額と一緒に引き落とされます。別途保険料を支払う手間がなく、払い忘れの心配もありません。 面倒な年末調整は一切不要 団信の保険料は生命保険料控除の対象外です。一見デメリットのように感じますが、年末調整や確定申告で保険料を申告をする手間がかかりません。 ローン残高に応じた無駄のない保障額 保障額がローン残高と連動するため、常に無駄のない保障額が設定されます。保障を厚くしすぎて、必要以上の保険料を支払うことがありません。 生命保険の見直しで保険料を削減できる 団信があれば住宅費という大きな固定費の備えが得られるため、他の保険を見直して月々の保険料を減らせます。生命保険に加入している場合の「死亡保障額」は、保障が重複するため、特に見直したい項目です。テレルームでは、住宅購入の物件選びから資金計画まで、不動産のプロがサポートいたします。お気軽に、ご相談ください。まずは話を聞いてみる 加入前に知っておきたい団信の4つの落とし穴 メリットの多い団信ですが、加入前に知っておきたい注意点もあります。 健康状態による加入制限 団信は生命保険の一種で、加入には健康状態の告知が必要です。持病や既往歴によっては加入できないことや、通常より保険料の高い「引受条件緩和型」の団信しか利用できない場合があります。 借り換えで保障が消えるリスク 団信は、住宅ローンに紐づいた保険です。将来、より条件の良い住宅ローンに借り換えをした場合、元の団信は失効し、新しいローンで再び団信の加入審査を受ける必要があります。そのときの健康状態によっては、新しい団信に加入できず、借り換えができない場合もあります。 保障はローン完済と同時に終了 住宅ローンを完済すると、団信の保障も同時に終了します。老後の死亡保障などが必要であれば、団信とは別に自身での加入手続きが必要です。 途中での解約・変更は原則不可 一度加入した団信は、原則として途中で解約や保障内容の変更ができません。「最初は基本だけにして、あとから特約を追加する」といったこともできないため、慎重に選びましょう。 団信を活用した賢い保険設計のポイント 団信を中心に賢く保険設計をし、ご家族の今と未来に、本当に必要な保障を備えましょう。 既存保険の「重複」をなくして見直す 団信で住宅ローン分の保障を確保できたら、現在加入中の生命保険を見直しましょう。高額になりがちな「死亡保障」は、必要最低限(葬儀費用やお子様の教育費の不足分など)まで減額できる可能性があります。その分、病気やケガに備える「医療保険」や、働けなくなったときの収入を補う「就業不能保険」「所得補償保険」を手厚くするなど、保障のバランスを見直せます。 ライフステージ別の活用戦略 • 新婚夫婦これから妊娠や出産を迎えると、一時的に収入が減ることも考えられます。産休・育休中も安心して暮らせる保障内容を選び、将来の家計の変化に備えましょう。• 子育て世代お子様の教育費の負担が大きくなる時期は、「3大疾病保障付き団信」のように、保障範囲の広いプランがおすすめです。万が一のことがあっても住宅ローンが完済されるため、ご家族は今の家に住み続けながら、教育費に資金を回せます。• 40代以降年齢とともに健康状態が変化し、新しい団信への加入が難しくなる可能性があります。将来を見据え、今のうちに保障内容を慎重に検討しておくことが大切です。テレルームでは、あなたに合った団信選びを不動産のプロがサポートいたします。お悩みの方は、ぜひご相談ください。まずは話を聞いてみる 団信選びで失敗しないためのチェックポイント □ 健康告知の「これくらいなら…」は禁物!告知内容が事実と異なると「告知義務違反」と判断され、万が一のときに保険金が支払われないことがあります。ご自身の健康状態で少しでも気になることがあれば、自己判断はせず、必ず正直かつ正確に伝えましょう。□ 保障の条件は「診断されたら?」それとも「特定の状態が続いたら?」同じ病気の保障でも、「医師の診断が確定した時点」で支払われるのか、「入院や特定の症状が一定期間続いた後」で支払われるのかでは、受け取れるタイミングや条件が大きく異なります。パンフレットや契約のしおりをよく読み、保障が受けられるタイミングを確認しておくことが大切です。□ 将来、借り換えや繰り上げ返済する可能性は?ご自身のライフプランと照らし合わせて、以下の2点も考えてみましょう。・将来、借り換えを考えているなら…借り換えの際は、団信も再加入が必要です。そのときの健康状態によっては新しい団信に加入できないリスクがあります。・将来、繰り上げ返済を考えているなら…手厚い保障は、毎月の返済額(金利)に上乗せされます。短期間で完済すると、保障期間が短いにもかかわらず高い保険料を払うことになり、割高になる可能性があります。 安心の住宅購入は適切な団信選びから! 団体信用生命保険(団信)は、万が一のリスクから大切なご家族と住まいを守るためのセーフティネットです。どの金融機関で、どの団信を選ぶかで、ご家族が得られる未来の安心は大きく変わります。 ライフプランに合った団信選びはテレルームにお任せ! テレルームでは、物件探しや資金計画だけでなく、お客様一人ひとりのライフプランに最適な団信選びのサポートもさせていただきます。住宅購入に関するご不安は、いつでもお気軽にご相談ください。まずは話を聞いてみる
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金利が上昇する今こそ知りたい「固定金利」とは?メリット・デメリットや賢い活用方法を解説!
2025.06.25近年の金利上昇を受けて関心が高まっているのが、住宅ローンの「固定金利」です。変動金利の低さに注目しがちですが、固定金利は家計の安定や計画的な人生設計を支える、心強い味方になります。この記事では、固定金利のメリットや注意点、賢く活用するためのポイントをご紹介します。金利タイプにお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。 本記事に掲載の内容は、2025年6月時点のものです。法改正や金利の変動が起こる可能性がありますので、金融機関のホームページなどで最新情報をご確認ください。 なぜ今「固定」が賢い選択なのか 住宅ローンで固定金利を選ぶ方の割合は2割程度ですが、現在その価値が高まっています。日本は30年以上続いた低金利の時代が終わりを迎え、金利が上昇傾向にあるためです。 出典:住宅金融支援機構|住宅ローン利用者の実態調査結果 <住宅ローン利用者調査(2024年10月調査)>変動金利が、現在の低金利の恩恵を受ける代わりに将来の金利変動リスクを負う「後払い」の仕組みであるのに対し、固定金利は、将来の金利上昇という不確実なリスクに備える「先払い」の仕組みです。「変動金利」の仕組みや特徴を知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。▶住宅ローンで7割が選ぶ「変動金利」とは? 選ぶ前に知るべき特徴とリスク対策 固定金利の仕組み|知っておきたい2つのタイプ 固定金利は、その名のとおり金利が固定されるローンですが、実は大きく分けて2つのタイプがあります。ご自身の計画に合わせて最適なものを選びましょう。 全期間固定金利 借入時から完済まで、金利と返済額が変わらない、高い安心感が特徴です。金利が上昇しても影響を受けないため、長期的な安心を求める方に向いています。代表的な商品は、住宅金融支援機構が提供する「フラット35」です。 期間選択型固定金利 「当初10年間は金利を固定」のように、一定期間だけ金利を固定するタイプです。全期間固定よりも当初の金利が低く設定されているのが魅力です。ただし、固定期間が終わると金利が見直されるため、将来の金利上昇によって返済額が増える可能性があります。「子どもが独立するまでの間だけ家計を安定させたい」など、特定の期間だけリスクを抑えたい方に向いている選択肢です。テレルームでは、住宅購入の物件選びから資金計画まで、不動産のプロがサポートいたします。金利タイプにお悩みの方は、ぜひご相談ください。まずは話を聞いてみる 金利上昇も怖くない!固定金利の4つのメリット 金利が変わらないことで、どのようなメリットがあるのか、4つの視点から解説します。 資金計画を「見える化」できる 契約時に「毎月いくら払うのか」「総額でいくら返すのか」が明確に決まります。例えば、「10年後に子どもの大学の費用で300万円必要」「15年後に車を買い替えたい」といった将来の大きな出費を考えるとき、家計のなかでも大きな支出である住宅ローンが安定していると、他の支出や貯蓄の計画が立てやすくなります。 金利上昇局面でも精神的ストレスがない 将来的に金利が上昇しても、固定金利の返済額は変わりません。変動金利を利用していると、金利上昇局面で「今後の返済は大丈夫だろうか」「いくら上がるのだろう」といった不安が、ローン返済を終えるまで続きます。固定金利の金利上昇に影響されない安心感は、数字には表れない大きなメリットです。 金融知識や情報収集の手間が少ない 変動金利は、金利動向を常にチェックし、場合によっては借り換えを検討する必要があるなど、ある程度の金融リテラシーが求められます。固定金利は一度契約すれば完済まで手間がかからないため、経済ニュースのチェックが苦手な方や、日々の情報収集に時間を割けない多忙な方でも安心して利用できます。 ライフプランの変更にも対応しやすい 将来、転勤や家族構成の変化などで、売却や賃貸に出す可能性も考えられます。変動金利は、金利が上昇すると元金の減りが遅くなるため、いざ売却しようとしたときに「ローン残高が想定より多く、売却価格でローンを完済できない」リスクがあります。一方、固定金利は将来のローン残高が契約時に確定しているため、具体的な売却計画や損益シミュレーションが容易です。将来の住み替えやライフプランの変更も見据えた物件選びは、ぜひテレルームにご相談ください。まずは話を聞いてみる 安心と引き換え!固定金利の3つのデメリット 固定金利の「安心」にはコストが伴います。メリットだけに目を向けるのではなく、その裏にある注意点やデメリットを正しく理解し、許容できるものか見極めることが大切です。 当初の金利が変動金利より高い 固定金利は、将来の金利上昇リスクを金融機関が負うため、変動金利より金利が高く設定されています。一般的に、固定金利は変動金利よりも0.5%〜1.0%程度高いことが多く、この金利差が最初のハードルになります。将来の安心を優先してこの差を受け入れるか、それとも目先の低金利を重視するかが、判断のポイントです。 低金利が続くと総返済額は割高に 現在のような歴史的な低金利が今後20年、30年と続いた場合、結果的に変動金利よりも総返済額が数百万円多くなる可能性があります。しかし、借入時点では、将来の金利がどうなるかは誰にもわかりません。固定金利は、「金利が上がらなかった場合に損をするリスク」を受け入れる代わりに、「金利上昇による支払増加のリスク」を回避できる選択です。 借入可能額が少なくなる可能性 固定金利は変動金利と比べて金利が高く設定されているため、住宅ローン審査では、この高い金利をもとに返済能力が計算されます。その結果、同じ年収の人でも、変動金利を選んだ場合と比較して、借入可能額が少なくなることがあります。借入可能額の制約により、新築物件では予算内で希望する広さや立地の物件が見つからない場合は、中古物件も視野に入れるのがおすすめです。同じ予算でもより広い間取りや、より良い立地の物件を選べる可能性が高くなります。中古マンションの選び方や、購入までのステップを知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。▶中古マンション購入で失敗しない完全ガイド|メリット・デメリットから賢い資金計画、内見のポイントまで徹底解説 固定金利をさらに賢く活用する5つのポイント 固定金利は、工夫次第でより有利に返済を進められます。 繰り上げ返済で総支払額を圧縮する 固定金利は変動金利よりも当初金利が高いため、支払う利息の総額も多くなります。その分、繰り上げ返済で利息を減らせる効果が大きくなります。繰り上げ返済の2つの方法・期間短縮型:毎月の返済額はそのままに、完済までの期間を短くする・返済額軽減型:返済期間はそのままに、毎月の返済額を軽くするできるだけ早い段階で繰り上げ返済を行うことで、より節約効果が期待できます。 手厚い保障(団信)で万が一に備える 住宅ローンに付帯する団体信用生命保険(団信)は、万が一の事態に陥った際に、ローン残高がゼロになる強力なセーフティネットです。一般的な死亡・高度障害保障だけでなく、がんや三大疾病、要介護状態などをカバーする特約を付帯できます。これを機にご自身の保険を見直せば、保障内容を充実させつつ、トータルの保険料を最適化できます。 不動産会社の「提携ローン」もチェック 不動産会社と金融機関の提携ローンは、ご自身で探す場合に比べて、金利優遇や審査がスムーズに進みやすいのがメリットです。選択肢の一つとして検討することで、よりご希望に沿った条件を見つけやすくなります。 ネット銀行・メガバンク・地方銀行を比較 種類メリットデメリットこんな人におすすめネット銀行・金利が低い・手続きがオンラインで完結・対面相談ができない・自己管理能力が求められる・とにかく金利を抑えたい・手続きの手間を省きたいメガバンク・高い信頼性と安心感・全国に支店があり便利・金利は比較的高め・審査が厳しい傾向・大手ならではの安心感を重視・対面でしっかり相談したい地方銀行・地域密着で相談しやすい・柔軟な審査が期待できる・金利は高め・サービス提供エリアが限定される・地元の物件を購入する・担当者と親身な関係を築きたい 「資産価値」でリスクヘッジ 万が一返済が困難になった場合でも、ローン残高より高く売却できる「資産価値の下がりにくい物件」を選んでおくと、家を売却してローンを完済する最終手段が取れます。固定金利は、将来のローン残高を正確に予測できるため、売却時の損益シミュレーションが立てやすいメリットもあります。資産価値が落ちにくい物件の特徴• 駅徒歩10分圏内、複数路線利用可能• 都心へのアクセスが良好• スーパー、公園、学校、病院などが徒歩圏内に充実• 良好な管理状態、信頼できる施工会社• 将来性のある再開発エリアテレルームでは、資産価値の高い物件選びを不動産のプロがサポートいたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。まずは話を聞いてみる 固定金利適性チェック! ご自身が固定金利に向いているタイプかチェックしてみましょう。該当する項目が多い方ほど、固定金利を選ぶメリットが大きくなります。□ 将来の金利動向にハラハラしたくない□ 毎月の返済額は、多少高くても「確定」している方が精神的に楽□ お子さまの教育費など、数十年先を見据えたライフプランをしっかり固めたい□ 経済ニュースをこまめにチェックするのは苦手、または面倒だと感じる□ 借入額が大きい、または返済期間が長いため、将来のリスクはできるだけ避けたい□ 家計管理は「予算を決めて守る」タイプ□ 投資などのリスク商品より、確実性の高い金融商品を好む 固定金利は将来の安心を買う選択! 変動金利が「低金利の恩恵を最大限に受ける」攻めの選択なら、固定金利は「将来の不確実性を排除する」守りの選択です。金利が低いか高いかだけにとらわれず、ご自身のライフプラン、性格、何に価値を置くかをじっくり考え、後悔のないローンを選びましょう。 テレルームは物件選びから資金計画までサポート! テレルームでは、不動産のプロがお客様一人ひとりの状況を丁寧にヒアリングし、物件選びだけでなく、金利タイプの選択や資金計画まで、ワンストップでサポートいたします。「まずは何から始めればいい?」「自分に合ったローンはどっち?」という漠然としたお悩みでも構いません。後悔のないマイホーム購入への第一歩として、ぜひお気軽にご相談ください。まずは話を聞いてみる
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住宅ローンで7割が選ぶ「変動金利」とは? 選ぶ前に知るべき特徴とリスク対策
2025.06.24マイホーム購入時、多くの方が迷われるのが住宅ローンの金利タイプ選びです。仕組みや今後の金融情勢を理解せずに選んでしまうと、「こんなはずじゃなかった」と、将来大きな後悔を抱えることになりかねません。この記事では、変動金利の知っておきたいルールやメリット・デメリット、金利上昇のリスク対策を解説します。あなたに合った金利タイプ選びにご活用ください。 本記事に掲載の内容は、2025年6月時点のものです。法改正や金利の変動が起こる可能性がありますので、金融機関のホームページなどで最新情報をご確認ください。 7割以上の方が選択する「変動金利」とは 変動金利とは、借入期間中に適用金利が変動する住宅ローンです。一般的には、半年に一度(4月と10月)金利が見直されます。住宅金融支援機構の調査によると、7割以上の方が「変動金利」を選択しています。 出典:住宅金融支援機構|住宅ローン利用者の実態調査結果 <住宅ローン利用者調査(2024年10月調査)>しかし、この数字だけを見て「みんなが選んでいるから安心」と判断するのは早計です。 変動金利の動き方 住宅ローン金利は、以下の流れで変動します。1.日銀が政策金利を引き上げる2.金融機関が企業へお金を貸す際の基準となる金利が上昇する3.住宅ローンの変動金利も上昇する 金利変動でも返済額はすぐに変わらない 住宅ローンは、半年ごとに金利が見直されますが、実は毎月の返済額はすぐに変わりません。これは、次にご紹介する変動金利特有のルールが関係しています。 なぜ返済額が変わらない?変動金利の2つのルール 変動金利のリスクを知るうえで欠かせないのが、「5年ルール」と「125%ルール」です。これらは借り手を守るための仕組みですが、誤解しないよう注意が必要です。 金利が上がっても返済額が変わらない「5年ルール」 金利が半年ごとに見直されても、毎月の返済額は5年間一定に保たれるルールです。家計がすぐに打撃を受けるのを防ぎ、対策を考える余裕が生まれます。起こりうるリスク・金利が上がると、利息が増加し元金の減りが鈍化・元金返済が想定より遅れ、6年目の見直しで返済額が大幅に上昇 返済額の急増を防ぐセーフティネット「125%ルール」 5年ごとの返済額見直しの際、新しい返済額の上昇幅を直前の1.25倍までに制限するルールです。家計への急激な負担を和らげる役割があります。起こりうるリスク・金利の大幅上昇で「未払利息」が発生・月々の返済額が利息分に満たず、返済期間が終わってもローンが残る・残債は一括返済を求められる可能性も 「ルール適用外」のネット銀行、実はメリットも 近年、ネット銀行を中心に「5年・125%ルール」を適用しない住宅ローンが増えています。この場合、金利変動がより早く(多くは毎月)返済額に反映されます。一見リスクが高いように思えますが、「未払利息」が発生しにくい仕組みです。どちらがご自身の返済計画に合うかお悩みの方は、テレルームがサポートいたします。お気軽にお問い合わせください。まずは話を聞いてみる 人気のワケは?変動金利の3つのメリット 変動金利が多くの方に選ばれているのには理由があります。ここでは、主な3つのメリットをご紹介します。 返済開始時の負担を抑えられる当初金利の低さ 2025年現在、変動金利は0.5%~、全期間固定金利(フラット35など)は2%~と大きな差があります。これにより生じる差額を教育費や資産形成に充てることで、生活にゆとりが生まれます。 出典:三菱UFJ銀行|住宅ローン金利 出典:住宅金融支援機構|新機構団信付きの【フラット35】等の借入金利水準(2025年6月) 低金利が続けば総返済額が少なくなる 現在の低金利が続けば、変動金利は総返済額を抑えられる選択肢です。返済額に占める利息の割合が少ないため、繰り上げ返済した分は元金の返済に充てられ、効率的にローン残高を減らせます。繰り上げ返済には、目的に応じて選べる2つの方法があります。・期間短縮型:毎月の返済額はそのままに、完済までの期間を短くする・返済額軽減型:返済期間はそのままに、毎月の返済額を軽くする 買える物件の選択肢が広がる可能性 住宅ローン審査では「返済負担率」(年収に占める年間返済額の割合)が重視されます。変動金利は適用金利が低く月々の返済額が抑えられるため、同じ年収でも借入可能額が増える可能性があります。返済額をさらに抑えたい方は、中古物件がおすすめです。新築より価格が抑えられるため、同じご予算でより広い間取りや立地の良い物件など、選択肢が広がります。中古マンション選びのポイントや注意点について詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。▶中古マンション購入で失敗しない完全ガイド|メリット・デメリットから賢い資金計画、内見のポイントまで徹底解説 安易な選択は危険!変動金利が抱える3つのデメリット 金利変動によってどのようなリスクが生じるのか、あらかじめ把握しておくことが大切です。 金利上昇で総返済額が増えるリスク 将来、金利が上昇すれば、返済額は増加します。月々の負担増加は家計を圧迫し、ライフプランを揺るがしかねません。 将来の返済計画が立てにくい 固定金利は完済までの返済額が確定し、ライフプランを立てやすいのが特徴です。一方、変動金利は将来の返済額が不確定で、金利上昇への不安が伴います。子どもの進学など大きな支出と金利上昇が重なれば、家計への負担が一気に増します。 返済しても元金が減らない「未払利息」のリスク 「125%ルール」により返済額の急増は抑えられますが、それを超えるほど金利が大幅に上昇した場合、「月々の返済額 < 支払うべき利息額」という状況が起こり得ます。この返済しきれない利息が「未払利息」です。毎月返済しているのにローン残高が増えるという事態に陥ります。 変動金利のリスクに備える4つの方法 変動金利のメリットを活かすには、徹底したリスク管理が欠かせません。ここでは、4つの対策をご紹介します。 対策1:「みなし返済」で来るべき上昇に備える 固定金利(例:2%)で借りたと仮定し、変動金利との差額を毎月「ないもの」として貯蓄するのが、堅実かつ効果的な対策です。将来金利が上昇した場合にはこの貯蓄から補填でき、上がらなければ繰り上げ返済の資金として活用できます。 対策2:「繰り上げ返済」で元金を減らす 金利が低い今のうちに繰り上げ返済で元金を減らすのは有効です。元金が減れば、将来金利が上昇しても利息の増加額を抑えられます。総支払額を大きく減らせる「期間短縮型」がおすすめです。 対策3:「借り換え」を常に選択肢に入れておく 日頃から経済ニュースにアンテナを張り、金利動向をチェックしましょう。金利が大幅に上昇した場合、固定金利への「借り換え」を検討します。借り換えには費用と再審査が必要なため、いざというときに備えて、事前に情報収集しておきましょう。 対策4:「資産価値が落ちにくい物件」でリスクヘッジ 万が一、返済が困難になった場合の最終手段は「自宅の売却」です。ローン残高より高く売却できるかどうかで、ローンを完済できるか、売却後も返済が残るかが決まります。資産価値が落ちにくい物件の特徴・立地: 駅徒歩10分圏内、複数路線利用可能、都心へのアクセスが良好・住環境: スーパー、公園、学校、病院などが徒歩圏内に充実しており、治安が良い・物件: 良好な管理状態、信頼できる施工会社、将来性のある再開発エリア物件選びの段階から出口戦略を意識することが、変動金利を賢く活用するためのポイントです。物件選びにお悩みの方は、テレルームにご相談ください。不動産のプロが丁寧にサポートいたします。まずは話を聞いてみる 後悔しない住宅ローン選びのチェックポイント 金利だけでなく、以下の3つの視点も加えることで、安心の住宅ローン選びができます。 「団信」の保障内容を確認 「団体信用生命保険(団信)」の保障内容は、死亡・高度障害だけでなく、がんや三大疾病特約など、金融機関ごとに内容が異なります。ご自身の健康状態や家族構成に合った保障があれば、もしもの時も安心です。 不動産会社の「提携ローン」を賢く使う 不動産会社と金融機関の提携ローンは、個人で申し込むより良い金利優遇や、スムーズな審査が期待できます。ご自身で探したローンとの比較は必須ですが、提携ローンも選択肢に加えることで、より有利な条件を引き出せる可能性があります。 ネット銀行・メガバンク・地方銀行を比較 種類メリットデメリットこんな人におすすめネット銀行・金利が低い・手続きがオンラインで完結・対面相談ができない・自己管理能力が求められる・とにかく金利を抑えたい・手続きの手間を省きたいメガバンク・高い信頼性と安心感・全国に支店があり便利・金利は比較的高め・審査が厳しい傾向・大手ならではの安心感を重視・対面でしっかり相談したい地方銀行・地域密着で相談しやすい・柔軟な審査が期待できる・金利は高め・サービス提供エリアが限定される・地元の物件を購入する・担当者と親身な関係を築きたい 「変動金利」が向いている人・いない人 変動金利は、次のような方におすすめです。• 急な金利上昇にも耐えられる、世帯年収に余裕がある人• 借入額が少ない、または借入期間が短く、早期完済を目指せる人• 経済動向に関心があり、情報収集が苦にならない人金利の動きにハラハラしたくない、将来の計画をしっかり立てたい方は、返済額が変わらない「全期間固定金利」が安心の選択です。 変動金利はリスク管理をしながら賢く活用! 変動金利は、低金利の恩恵を受けられる魅力的なローンですが、金利上昇リスクと表裏一体です。「みんなが選んでいるから」ではなく、仕組みやリスクを理解し、ご自身のライフプランやリスク許容度と照らし合わせて判断しましょう。リスク管理には、金融知識だけでなく、万が一の際のセーフティネットとなる「物件の資産価値」を見極める不動産の専門知識も欠かせません。 テレルームは物件選びから資金計画までサポート! テレルームでは、変動金利のメリットを最大限活用できるよう、資産価値の高い物件選びから無理のない資金計画まで、不動産購入のプロが一人ひとりに合わせてトータルサポートいたします。まずは話を聞いてみる
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中古マンション購入で失敗しない完全ガイド|メリット・デメリットから賢い資金計画、内見のポイントまで徹底解説
2025.06.23新築価格の高騰が続くいま、注目されているのが中古マンションです。価格の手頃さや立地の良さなど多くの魅力がある一方で、物件の選び方や建物の状態に不安を感じる方も少なくありません。この記事では、中古マンションのメリット・デメリットだけでなく、購入までのステップ、失敗しないための注意点をお伝えします。不安を解消し、理想のマイホームを手に入れるために、ぜひ最後までごらんください。 なぜいま「中古マンション」が選ばれるのか? 近年、多くの購入検討者が中古マンションに注目する背景には、以下のような社会情勢の変化があります。 新築マンション価格の高騰 建築費や土地代の上昇により、首都圏の新築分譲マンションの平均価格は、2023年に8,000万円を超えました。一方で中古マンションは4,000万円台と、同じ予算でより広い間取りや好立地が手に入る選択肢として注目されています。 出典:経済産業省「高騰するマンション市場」 ライフスタイルの多様化とリノベーション文化の浸透 画一的な間取りではなく、暮らしに合わせた住まいを求めるニーズが増加しています。「中古を購入しリノベーション」という選択肢が一般的になり、中古物件の価値が再評価されています。 立地の選択肢を増やすため 駅近など利便性の高いエリアや商業施設が充実した地域では新築用地が限られます。新築だけでなく中古マンションにも視野を広げることで、より多くの選択肢から理想の住まいを見つけやすくなります。 価格だけじゃない!中古マンション購入の6つのメリット 中古マンションの魅力は単純な価格の安さだけでなく、すでに完成した建物と住民同士のつながりが築かれた環境ならではのメリットが複数あります。 価格が手頃で、予算に合わせた選択肢が豊富 新築に比べて2〜3割安いケースも珍しくありません。同じ予算でより広い間取りや、より良い立地の物件を狙えるのが魅力です。築年数や管理状態によって価格帯に幅があり、無理のない資金計画を立てやすくなります。 実物を見て判断できる 日当たり、風通し、眺望、騒音など、実際の生活音や近隣の雰囲気を事前に把握できるため、入居後のミスマッチを防げます。時間帯を変えて複数回内見すると、より具体的に生活をイメージできます。 管理状態やコミュニティの雰囲気が事前にわかる 管理組合の活動状況や、居住者の特徴(子育て世帯が多い、高齢者が多いなど)を把握できる安心感があります。近隣住民との相性や、コミュニティの雰囲気も事前に確認できる点は中古物件ならではのメリットです。 リノベーションで自分好みの空間を実現できる 間取り変更も含めた自由なカスタマイズが可能で、ライフスタイルに合わせた住まいを作り上げられます。 立地の選択肢が豊富 駅近や人気の学区など、新築ではなかなか出てこない好立地の物件が見つかりやすくなります。通勤・通学の利便性を優先される方にとって、中古マンションの立地の良さは大きな魅力になります。 すぐに新生活をスタートできる 新築マンションの場合、契約から引渡しまで1年以上かかるケースも少なくありません。中古マンションはすでに建物があるため、契約から1~3か月程度で入居が可能です。お子さまの入学や転勤など、住み替えのタイミングが決まっている方は、計画が立てやすく安心です。 購入前に知りたい!中古マンション購入の4つのデメリットと対策 中古マンションには特有のリスクもあります。しかし、正しい知識があれば十分に対処可能です。 建物の古さや耐震性への不安 1981年6月以降に建築確認を受けた「新耐震基準」の物件を選ぶことで、耐震性の不安を軽減できます。さらに安心を求める場合は、住宅診断の活用がおすすめです。専門家による建物診断で、構造上の問題や修繕の必要性を事前に把握できます。 将来的に設備の交換費用がかかる キッチン、バス、トイレなどの交換費用は、当初から資金計画に含めておきます。設備の状態を内見時に確認し、交換時期を見積もることで、余裕を持って資金を準備できます。 管理費・修繕積立金の値上がりリスク 「長期修繕計画書」という、マンションの修繕工事の予定表を確認します。いつ頃、どのような工事に、いくら使う計画なのかを把握するためです。また、修繕積立金が計画どおりに貯まっているか、過去の修繕履歴も確認します。不安な場合は専門家に調査を依頼すると、自分では気づきにくい問題点も指摘してもらえます。 住宅ローン控除など税制面の制約 「住宅ローン控除」には耐震性能の条件があり、古い物件は対象外になることもあります。その分、物件価格が安く設定されている場合もあるため、総合的にどちらがお得か判断しましょう。テレルームでは、不動産のプロが複雑な書類のチェックから資金計画まで一つひとつ丁寧にご説明します。数十年後も家族の笑顔があふれる、後悔のない住まい探しを徹底的にサポートいたしますので、お気軽にお問い合わせください。まずは話を聞いてみる 【完全ガイド】中古マンション購入の4ステップ 準備から引渡しまで、中古マンション購入の全体像を4つのステップで解説します。 STEP1:すべての土台!準備・資金計画 ・ライフプランをふまえた予算を算出年収だけでなく、お子さまの教育費や老後資金も見据えて、無理のない借入額を設定します。住宅ローン以外の返済や、修繕積立金・管理費用もを忘れずに考慮しましょう。・住宅ローンの事前審査は必須複数の金融機関で事前審査を受けると、信頼度が上がり価格交渉で有利になります。借入可能額が明確になるため、物件探しをより効率的に進められます。・「譲れない条件」と「妥協できる条件」の優先順位付けエリア、広さ、駅からの距離など、家族で条件の優先順位を決めておくと、効率的に物件を探せます。ライフスタイルの変化も考慮し、将来的にも納得できる条件設定が大切です。 STEP2:プロはここを見る!物件探し・内見 ・心強いパートナー!不動産会社の選び方大手は豊富な物件情報と安定したサービスが魅力で、地域密着型は地元の詳しい情報と柔軟な対応が特徴です。信頼できる担当者を見極めるポイントは、物件の良い点だけでなくデメリットも正直に説明してくれるかどうかです。・内見でチェックすべきポイント共用部: エントランスやゴミ置き場の清掃状況や駐輪場の整理具合から、管理の質を判断室内: 日当たり(時間帯を変えて確認)、水回りの臭いや水圧、収納の広さ、コンセントの位置と数コミュニティの質: 掲示板の内容や共用部の使われ方から、住民のマナーや協力体制を推測周辺環境: 平日と休日の騒音、近隣の施設(スーパー、病院、学校)、夜道の明るさを実際に歩いて確認長期修繕計画書・管理規約:管理規約はペットの飼育やリフォームに関する制限事項をチェック不動産会社選びにお悩みの方は、ぜひ一度テレルームまでお問い合わせください。まずは話を聞いてみる STEP3:焦りは禁物!申込み・契約 ・「買付証明書」の提出と価格交渉のコツ希望価格を伝える際は、相場などをふまえた根拠を示します。引渡し時期など、価格以外の条件でも交渉を有利に進めることが可能です。・重要事項説明で聞くべきこと権利関係や管理状況など、専門的な内容は理解できるまで質問することが大切です。将来の管理費や修繕積立金の変更予定、周辺の開発計画についても確認します。・売買契約の締結と手付金契約書では契約不適合責任、引渡し条件、解約条件などを入念に確認します。契約後の変更は困難なため慎重に進めましょう。手付金は契約の証拠金として支払うもので、一般的に物件価格の5~10%が相場です。 STEP4:ローン本審査・決済・引渡し 本審査では物件の担保評価も加わり、より詳細な審査が行われます。その後、ローン契約(金銭消費貸借契約)を経て、決済・引渡しが行われます。 中古マンション購入でよくある失敗例と回避策 「こんなはずじゃなかった」を防ぐために、よくあるトラブル事例と予防策をまとめました。 失敗例1:諸費用がかさみ予算オーバー 物件価格以外に仲介手数料や税金などがかさみ、当初の予算を超えてしまうケースです。物件価格の1割を諸費用・予備費として確保し、仲介手数料、登記費用、保険料、税金なども見積もりに加えましょう。 失敗例2:リフォーム費用が想定以上にかかった 購入後に配管や電気設備など、見えない部分の劣化が発覚し追加費用が発生するケースです。事前に複数社から相見積もりを取得し、専門家による建物診断を実施することで、想定外の事態を防げます。リフォームの範囲を段階的に分けると、予算に応じた改修が可能です。 失敗例3:入居後に管理組合のトラブルが発覚 入居後に修繕積立金の滞納や住民トラブルなど、管理組合の問題が発覚することがあります。議事録などで運営状況や財務状態を確認することで、円滑な管理運営が行われているか判断できます。 失敗例4:騒音や近隣住民との相性が悪かった 一度の内見ではわからない、生活音や近隣住民との関係に悩むケースです。時間帯や曜日を変えて複数回訪れ、実際の生活環境や住民の雰囲気、管理状況を把握するのが効果的です。 中古マンション購入はこんな人におすすめ! ・コストを抑えて自分らしい暮らしを実現したい方新築に比べて価格が手頃で、浮いた費用をリノベーションに回すことで理想の住空間を実現・都心や駅近など「立地」を優先したい方中古マンションなら、新築では手が届かない好立地の物件も選択肢に・時間をかけてでも、納得できる物件をじっくり探したい方豊富な選択肢の中から実際の状態を確認し、理想の物件を見つけられる・将来の資産価値も考えて賢く家を買いたい方立地の良い中古マンションは資産価値の維持が期待でき、適切なリノベーションにより価値向上も可能 後悔しない中古マンション購入は、信頼できるパートナー選びで決まる 中古マンション購入は、物件選びから資金計画、契約、リフォームまで、プロセス全体を理解し、伴走してくれるプロの存在が不可欠です。経験豊富な不動産会社のサポートを受けることで、満足度の高い購入を実現できます。 中古マンションの購入でお悩みの方は、テレルームにご相談ください テレルームは、これまで数多くの中古マンション購入をサポートしてきた不動産のプロフェッショナルです。・お客様一人ひとりに合わせた資金計画のご提案・プロの目線での内見同行とアドバイス・複雑な手続きや交渉もすべてお任せ「何から始めたらいいかわからない」という方も大歓迎です。まずは無料相談で、あなたの住まいへの想いをお聞かせください。まずは話を聞いてみる
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オンライン不動産サイトとは?メリット・デメリット、内見のコツまで
2025.01.31引っ越しを考えていても仕事や学業が忙しく、時間を確保できない人もいるでしょう。不動産会社に内見を申し込んでも、1回では3~4件しか見られないことがあります。遠距離の引っ越し先の場合、現地に行っても希望する物件が見つからなければ、労力と時間がかかるでしょう。そこで今回は、忙しい人たちの味方であるオンライン不動産サイトの概要やメリット、デメリットを紹介します。オンライン不動産サイトで賃貸契約するまでの流れや内見のコツまで解説するため、安心して自分にとって理想の物件を探せるようになるでしょう。 オンライン不動産サイトとは オンライン不動産サイトとは、オンライン物件探しから契約手続きまで完了するサイトです。スマートフォンさえあれば、いつでもどこでも賃貸物件を探せます。サイトによっては内見もオンラインで実施し、重要事項説明はビデオ通話ツールなどで行うため、自宅から出ずにお部屋探しができます。 オンライン不動産サイトを利用する3つのメリット オンライン不動産サイトを利用するメリットは、以下の通りです。 ・コスト・時間の節約につながる ・事務手続きが簡単に済む ・家族も一緒に手続きに参加できる それぞれのメリットについて見ていきましょう。 コスト・時間の節約につながる オンライン不動産の最大のメリットは、コスト・時間の節約です。実店舗に出向く必要がないため、交通費や移動時間を削減できるでしょう。複数の不動産会社と提携しているため、さまざまなエリアや価格帯の物件が、一度に検索・比較できるメリットがあります。また、物件の情報はリアルタイムで更新されるため、新着物件や値下げ情報なども、すぐに確認できます。エリアや価格、間取り、築年数など細かい条件を指定すれば、理想の住まいが見つかるかもしれません。 事務手続きが簡単に済む 賃貸契約や購入契約の書類がすべて電子化されており、わざわざ実店舗に出向かずに済みます。インターネットを通じて必要な書類を提出したり、電子署名を行ったりするため、手続きがスムーズに進むでしょう。また、物件の詳細情報や契約条件についても、オンラインで簡単に確認でき、不明点や疑問点があればすぐに問い合わせが可能です。オンライン上で手続きを行えば、書類の紛失リスクを軽減できます。 家族も一緒に手続きに参加できる オンライン不動産サイトを利用する場合、家族が手続きに参加できるというメリットがあります。実店舗では家族が揃う時間を調整しにくいですが、オンラインなら各自が自宅・職場から手続きに参加できるでしょう。ビデオ通話やチャット機能を利用すれば、不動産会社とのコミュニケーションもスムーズに行えます。 オンライン不動産を利用する2つのデメリット 以下のデメリットをふまえたうえで、オンライン不動産サイトを利用するのか判断しましょう。・インターネット環境を整える必要がある ・物件のデメリットを正確に把握しづらいそれぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。 インターネット環境を整える必要がある オンライン不動産サイトを利用するためには、安定したインターネット環境が必要です。特に、ビデオ通話での内見や契約手続きを行う場合、接続が不安定だとスムーズにコミュニケーションが取れません。また動画を閲覧する際には、充分な通信速度が求められます。オンライン不動産サイトを利用する前に、自宅・職場のインターネット環境を確認してください。 物件のデメリットを正確に把握しづらい オンライン上で掲載されている情報は物件の良い面だけを強調しているケースが多く、デメリットが把握しにくいといえます。例えば、周辺環境の騒音や日当たり、隣人の様子など現地に行かないとわからないケースがあります。そのため物件を選ぶ際には、複数の情報源から情報を収集しましょう。多くのレビューや口コミを参考にしたり、オンライン内見をする際に質問を不動産会社の担当者にしたりすることをおすすめします。 オンライン不動産サイトで物件を契約するまでのステップ オンライン不動産サイトを利用して、物件を契約するまでの流れは次の通りです。・1.気になる物件を問い合わせる ・2.希望条件をもとに物件を紹介してもらう ・3.オンライン・現地で内見をする ・4.物件を申し込むそれぞれのステップについて見ていきましょう。 1.気になる物件を問い合わせる オンライン不動産サイトで気になる物件を見つけたら、まずは問い合わせを行いましょう。サイトには物件ごとに問い合わせフォームが設置されており、簡単に質問や資料請求ができます。この段階で物件の空き状況や詳細な条件、周辺環境について確認することが大切です。さらに、問い合わせを行う際は、自分の希望条件や優先順位を明確に伝えましょう。 2.希望条件をもとに物件を紹介してもらう オンライン不動産サイトでは担当者が、希望条件に合った物件を紹介してくれます。 予算や間取り、エリア、通勤の利便性など、自分のライフスタイルに合った条件を伝えれば、希望物件が見つかるでしょう。紹介された物件の詳細な情報や写真、動画などを確認し、希望条件に合うかどうか、確認することが大切です。 3.オンライン・現地で内見をする 物件の紹介を受けたら、次にオンラインか現地での下見を行います。オンラインの内見では、ビデオ通話やバーチャルツアーを利用して、物件の内部や周辺環境を確認します。 オンライン内見でも不動産業者がリアルタイムで案内してくれるため、細かな質問や確認事項についても対応してもらえるので安心してください。 4.物件を申し込む 物件が決まったら、次に申し込みを行います。オンライン不動産サイトでは、申し込みもオンラインで完結できる場合がほとんどです。申し込み後に、契約内容や物件の詳細などの重要事項の説明を受けます。不明点を担当者に質問し、納得できた段階で契約を結びます。オンライン不動産サイトは契約書類も電子化されており、インターネット上で署名や捺印を行うのが一般的です。 テレルームがオンラインでの物件探しをサポート テレルームでは、オンラインで物件探しから契約までの手続きを完結できます。仲介手数料が0の物件も取り扱っているため、初期費用を抑えられるでしょう。一人ひとりに引っ越しのコンシェルジュが付くため、新生活スタートのサポートを受けられます。 まずは話を聞いてみる オンライン不動産を利用する際は必ず内見をしよう オンライン上でも内見は可能ですが、できる限り実際に物件を訪れましょう。実際の物件の設備や周辺環境などを、オンラインだけで正確に把握するのは難しいためです。物件の写真や動画は編集されており、現実の状況とは違うケースもあります。例えば、写真では見えない細かなキズや汚れ、設備の劣化状況などは分かりにくいといえます。また、周辺環境についても騒音や日当たり、近隣の住民の様子などは現地でしか把握できません。物件の全体像を把握し、納得した上で契約することが大切です。しかし、どうしても現地に行けない場合は「オンライン内見」を活用してください。オンライン内見では、ビデオ通話を通じてリアルタイムで物件の内部や周辺環境を確認できます。不動産業者が案内してくれるため、細かな質問や疑問点をその場で解消できるでしょう。また、バーチャルツアーや、360度カメラを使った内見も利用可能です。 オンライン内見でチェックしたい場所 オンライン内見では、引っ越し後に後悔しないように以下の場所をチェックしましょう。・水回り ・玄関・廊下 ・居室 ・共用設備それぞれの確認したい項目を詳しく説明します。 水回り 水回りでは、洗面台やキッチンのシンクの高さを確かめましょう。「シンクの高さが合わず、洗い物の際に腰が痛くなる」「ウォールキャビネットの位置が高く、調理器具を収納するときに踏み台が必要になる」といったケースが考えられます。設備がどのくらいの高さ・大きさなのか、担当者に測ってもらいましょう。また水回りは築年数によってはカビが生えていたり、匂いが染みついていたりします。担当者に質問し、入居時とのギャップを減らしましょう。 玄関・廊下 玄関は、ドアや廊下につながる部分のサイズを確認することが重要です。大きさによっては、洗濯機や冷蔵庫などの家電の搬入ができないかもしれません。 またシューズボックスは、容量や扉の開く方向を確認することをおすすめします。 居室 室内の大きさだけでなく、コンセントの位置、インターネット回線を通す光コンセントやテレビ端子の位置を確認しましょう。コンセントの位置によっては、部屋のレイアウトが大きく変わるためです。観葉植物を置きたい人は、日光の入り方もチェックしてください。 共用設備 マンションやアパートの場合、エレベーターやポスト、ゴミ捨て場所などを確認してください。ほかの入居者の状況を把握し、引っ越し後の後悔を減らせます。 防犯カメラの有無や、宅配ボックスの大きさなども確認することをおすすめします。自転車や自動車を保有している場合、駐車場・駐輪場のサイズを質問しましょう。 オンライン内見で失敗しないためのコツ あらかじめ確認しておきたいポイントを、内見前に整理しておくことが大切です。例えば、水回りの匂いや騒音などの質問内容をリスト化しておきましょう。またオンライン内見の際には、担当者に遠慮せずに質問することが重要です。 オンライン内見のコツが知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。 時間を有効に!オンライン内見で失敗しないための準備と確認ポイント オンライン不動産サイトを活用し自分に合った物件を探そう オンライン不動産サイトは、物件探しから契約までをインターネット上で完結できるサイトです。物件契約までの時間を節約し、事務手続きを簡単に済ませられるメリットがあります。一方で、騒音やにおいなどの物件のデメリットを正確に把握しにくいでしょう。入居して後悔しないためにできる限り、実際に内見に行ってみることをおすすめします。しかしどうしても現地に行くことが難しい場合、オンライン内見で物件に関する疑問を解消しましょう。内見するときはあらかじめ質問内容をリスト化し、玄関や水回りの設備の大きさや、居室の広さなどをチェックしてください。 オンラインで希望の物件を探すならテレルーム テレルームは、オンラインで物件探しから賃貸契約まで対応している不動産会社です。LINEやSMS、zoomなどご希望のオンラインツールでご案内します。あなたの希望に合った物件探しをお手伝いしますので、ぜひお気軽にご連絡ください。
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