
「23区内で、できるだけ家賃を抑えて住みたい」
「アクセスも大事だけど、予算にも限りがある…」
そんな方に参考になるのが、SUUMOジャーナルが定期的に発表している「家賃相場が安い駅ランキング」です。結論からいうと、2026年版の調査では家賃相場6万円台の駅が23区内で唯一1駅のみとなり、安いエリアの中でも上昇傾向が進んでいることがわかりました。この記事では、最新ランキングの内容と、狙い目のエリアを解説します。
目次
東京23区・家賃が安い駅ランキング2026 TOP3
リクルートが運営する「SUUMOジャーナル」は2026年3月12日、東京23区内の各駅から徒歩15分圏内にあるシングル向け賃貸物件(10〜40㎡、ワンルーム・1K・1DK)を対象に「東京23区の家賃相場の安い駅ランキング2026」を発表しました。調査には2025年7月〜12月に抽出したデータが用いられています(出典:SUUMOジャーナル 2026年3月12日発表)。
| 順位 | 駅名 | 区 | 路線 | 家賃相場 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 江戸川駅 | 江戸川区 | 京成本線 | 69,000円 |
| 2位 | 上井草駅 | 杉並区 | 西武新宿線 | 70,000円 |
| 3位 | 堀切菖蒲園駅 | 葛飾区 | 京成本線 | 71,500円 |
上位21駅を区別で見ると、足立区の駅が9駅で最も多くランクインしました(出典:同上)。
家賃相場6万円台の駅は1駅のみに
今回の調査で特に注目すべきは、家賃相場の上昇傾向です。前回の2025年版調査では上位11駅まで家賃相場が6万円台でしたが、2026年版では1位の江戸川駅のみとなりました(出典:SUUMOジャーナル 2026年3月12日発表)。約1年で「6万円台で住める駅」の数が大きく減少したことになり、23区内の家賃相場が全体的に底上げされていることがうかがえます。
これは、以前お伝えした23区全体の家賃相場上昇(アットホーム調査、2026年2月時点で単身向け平均11万177円、前年同月比+12.0%)とも整合する動きです。安いエリアを狙う場合でも、早めの情報収集がこれまで以上に重要になっています。
過去の調査と比べてわかる上昇トレンド
SUUMOジャーナルは毎年同様の調査を実施しており、1位の家賃相場を過去の調査と比較すると、上昇傾向がより鮮明になります。
| 調査年版 | 1位の駅 | 家賃相場 | データ抽出期間 |
|---|---|---|---|
| 2024年版 | 江戸川駅 | 64,000円 | 2023年7〜12月 |
| 2025年版 | 上井草駅 | 65,000円 | 2024年7月〜 |
| 2026年版 | 江戸川駅 | 69,000円 | 2025年7〜12月 |
2024年版から2026年版までの2年間で、1位の家賃相場は5,000円上昇しています(出典:SUUMOジャーナル各年版発表データ)。「安い駅」の中でも、じわじわと相場が切り上がっていることがわかります。
ランクイン駅の傾向とアクセス
足立区・江戸川区・葛飾区に集中
家賃相場が安い駅は、足立区・江戸川区・葛飾区など城東・城北エリアに多く分布しています。上位21駅のうち足立区の駅が9駅と最多で、次いで江戸川区・葛飾区の駅が続きます(出典:同上)。これらのエリアは、下町らしい商店街や個人経営の飲食店が多く残っている点も特徴で、都心の再開発エリアとは異なる生活の利便性があります。
ターミナル駅へのアクセスも良好な駅がある
家賃相場が安い上位21駅のうち、東京駅まで30分以内でアクセスできる駅は9駅、新宿駅まで30分以内の駅は5駅ありました。東京駅への最短は小岩駅、新宿駅への最短は上石神井駅とされています(出典:同上)。家賃を抑えつつ、都心へのアクセスも両立できる駅が一定数あることがわかります。
1位・江戸川駅の特徴
1位の江戸川駅(江戸川区)は京成本線沿線で、青砥駅で通勤特急に乗り換えると日暮里駅まで約23分でアクセスできます。駅周辺にはスーパーやドラッグストア、コンビニがあり、生活利便性も確保されています(出典:同上)。
安いエリアで物件を探す際のポイント
通勤・通学ルートを事前に確認する
家賃だけでなく、実際の通勤・通学時間帯での所要時間を確認しておくことが大切です。乗り換えの有無によって、体感的な時間は大きく変わります。
周辺の生活環境をチェックする
スーパーやコンビニ、飲食店の有無など、日常生活に関わる周辺環境も合わせて確認しましょう。
候補エリアを絞りすぎない
ランキング上位の駅以外にも、近隣の同条件の駅がある場合があります。エリアを面で捉えて探すことで、より条件に合った物件が見つかる可能性があります。特に足立区・江戸川区・葛飾区は隣接する駅同士でも家賃相場が近いことが多く、1駅にこだわらず沿線全体で比較する視点が有効です。
物件探しのチェックリスト
- 希望する家賃の上限は決まっているか
- 通勤・通学先までの所要時間(乗り換え込み)を確認したか
- 候補エリアを1駅だけでなく、周辺エリアまで広げて検討しているか
- 周辺の生活環境(スーパー・コンビニ・飲食店など)を確認したか
よくある質問
ランキング上位の駅はすぐに物件がなくなりますか?
物件の流通状況は時期やエリアによって異なるため、一律にはお答えできません。気になる駅があれば、早めに情報収集することをおすすめします。
家賃が安い駅は治安面で心配ありませんか?
治安に関する具体的なデータは今回確認できませんでした。気になる場合は、実際に現地を訪れて確認することをおすすめします。
ランキングの対象条件を教えてください
調査対象は、東京23区内の各駅から徒歩15分圏内にあるシングル向け賃貸物件(10〜40㎡、ワンルーム・1K・1DK)で、2025年7月〜12月に抽出されたデータが用いられています(出典:SUUMOジャーナル 2026年3月12日発表)。
まとめ|安いエリアも早めの情報収集がカギ
2026年版のランキングでは、家賃相場6万円台の駅が23区内で1駅のみとなり、安いエリアでも家賃上昇の波が及んでいることがわかりました。足立区・江戸川区・葛飾区を中心としたエリアには、都心へのアクセスと家賃のバランスが取れた駅も多くあります。エリアを面で捉え、早めに情報収集を進めることが、理想の物件探しにつながります。
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