
「同じような家賃・広さの物件でも、住んでみたら住み心地に差があった」
そんな話を聞いたことはありませんか?
結論からいうと、実際に賃貸マンションに住んでいる人を対象にした満足度調査で、2年連続で1位に選ばれたブランドがあります。この記事では、最新の調査結果と、物件探しに活かすためのポイントを解説します。
目次
2026年 賃貸マンション満足度ランキングとは
オリコン株式会社は2026年9月1日、実際に賃貸マンションに入居している人を対象にした顧客満足度調査の結果を発表しました。調査は、過去7年以内に自身が居住する目的で賃貸マンション・アパートに入居し、現在も居住している全国4,311人の回答をもとに実施され、賃貸用として設計された集合住宅ブランド29社が対象となっています(分譲マンションの一部を賃貸に出している物件やUR賃貸住宅、公営住宅は対象外、出典:オリコン株式会社 2026年9月1日発表)。
評価項目は「デザイン」「マンションの構造・設計」「住戸の構造・設計」「住戸設備」「共有設備」「管理対応」「立地」「周辺環境」「家賃の納得感」の9項目です(出典:同上)。デザインや設備といった目に見えやすい要素だけでなく、管理対応や家賃の納得感といった、住み始めてからでないとわかりにくい要素も評価対象に含まれている点が特徴です。この「賃貸マンションランキング」は2025年に新設された調査で、今回が2回目の発表となります。
総合ランキングTOP3
| 順位 | ブランド | 展開企業 |
|---|---|---|
| 1位 | へーベルメゾン | 旭化成ホームズ |
| 2位 | シャーメゾン | 積水ハウス |
| 3位 | DK SELECT/D-ROOM | 大東建託/大和ハウスグループ |
1位の「へーベルメゾン」は2年連続の総合1位で、評価項目9つすべてで1位を獲得しました。中でも「立地」の満足度得点は前回から1.1ポイント伸び、全項目の中で最も上昇幅が大きい項目となりました(出典:オリコン株式会社 2026年9月1日発表)。入居者からは「断熱性や耐火性に優れていて安心して住んでいられる」「防犯カメラがいくつも設置してあり、防犯面で安心できる」といった声が寄せられています(出典:旭化成ホームズ株式会社プレスリリース)。
2位の「シャーメゾン」は、部門別で「東海」「10・20代」「60代以上」の3部門で1位を獲得。このうち「東海」部門と「60代以上」部門は、前回調査から順位を1つ上げての1位となりました(出典:オリコン株式会社 2026年9月1日発表)。
部門別ランキングの見方
このランキングでは、総合・評価項目別に加えて、部門別のランキングも発表されています。部門は男女別(男性・女性)、年代別(10・20代/30代/40代/50代/60代以上)、地域別(首都圏/東海/近畿/九州)、世帯別(1人暮らし/夫婦・カップル/ファミリー)に分かれています(出典:オリコン株式会社 2026年9月1日発表)。
自分の世代や住みたいエリア、世帯構成に近い部門のランキングを確認すると、総合ランキングだけでは見えない、自分の状況に合ったブランドの傾向がつかみやすくなります。
あわせて発表された「賃貸仲介」の満足度ランキング
同じ2026年9月1日には、賃貸マンションのブランドだけでなく、物件探しをサポートする「不動産仲介 賃貸」の顧客満足度ランキングも発表されました。こちらでは「賃貸住宅サービス」「ピタットハウス」「ホームメイト」の3社が同点で総合1位となり、都道府県別では「アパマンショップ」が最多8府県で1位という結果でした(出典:オリコン株式会社 2026年9月1日発表)。
住む建物のブランドだけでなく、契約までサポートしてくれる仲介会社の対応も、部屋探し全体の満足度に大きく関わってきます。物件のブランドと合わせて、仲介会社選びの視点も持っておくとよいでしょう。
満足度ランキングを部屋探しにどう活かすか
気になるブランドの評価項目を確認する
「デザイン」「管理対応」「家賃の納得感」など、9つの評価項目のうち、自分が重視するポイントに絞って各ブランドを比較すると、総合順位だけではわからない相性が見えてきます。
入居者の声を参考にする
ランキングには実際の入居者コメントも掲載されています。設備の充実度だけでなく、管理対応や防犯面など、内見だけではわかりにくい住み心地に関する情報を得られます。
ブランドだけで決めず、個別物件も確認する
同じブランドでも、物件ごとに築年数や管理会社の対応、周辺環境は異なります。ブランドの傾向を参考にしつつ、最終的には個別の物件を内見して判断することが大切です。
物件探しのチェックリスト
- 自分が重視する評価項目(デザイン・管理対応・立地など)を整理できているか
- 自分の年代・世帯構成に近い部門別ランキングを確認したか
- 気になるブランドの入居者コメントを確認したか
- ブランドの評判だけでなく、個別物件の内見で最終判断をする予定か
よくある質問
ランキング上位のブランドは家賃が高いのですか?
評価項目の一つに「家賃の納得感」が含まれており、家賃の高さそのものではなく、支払う家賃に対する納得感が評価されています。具体的な家賃水準についての比較データは今回確認できませんでした。
ランキング対象外のブランドは満足度が低いのですか?
調査は、規定の回答者数(100人以上)を満たした企業を対象に集計されています。回答者数が基準に満たない場合はランキングに掲載されないため、対象外であることが満足度の低さを意味するわけではありません。
このランキングは毎年発表されますか?
「賃貸マンションランキング」は2025年に新設された調査で、2026年は2回目の発表です。今後の継続については、確認できる情報が今回はありませんでした。
まとめ|ブランドの傾向を知ることも物件選びの参考に
2026年の調査では、へーベルメゾンが2年連続で総合1位となり、評価項目9つすべてで高評価を獲得しました。ブランドごとの傾向や入居者の声は、物件探しの際に「何を基準に選べばいいかわからない」と感じたときの参考になります。ただし、最終的には個別の物件の内見や条件確認が欠かせません。
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