
「引っ越し業者への支払いや、新しい家具・家電の購入は予算に入れていたのに、思ったより出費がかさんだ」
そんな経験はありませんか?
結論からいうと、引っ越しで「意外にお金がかかった」と感じる費用の1位は、引っ越し業者の料金でも家具・家電の購入でもなく「ゴミの処分費用」でした。この記事では、調査データをもとに見落としがちな出費と、その対策を解説します。
目次
意外にお金がかかったものランキング
不動産関連の調査を手がけるAlbaLinkが、引っ越し経験者500人を対象に実施した調査によると、「意外にお金がかかった」費用のランキングは以下の通りでした(出典:Forbes JAPAN 2026年2月8日公開、AlbaLink調査、調査期間2025年12月20〜21日)。
| 順位 | 項目 | 割合 |
|---|---|---|
| 1位 | ゴミの処分費用 | 30.0% |
| 2位 | 家具の購入 | 29.0% |
| 3位 | 家電の購入 | 14.4% |
| 4位 | 引っ越し業者の料金 | 11.0% |
| 5位 | カーテンの購入 | 7.8% |
| 6位 | 梱包材の購入 | 7.0% |
| 7位 | 交通費 | 5.2% |
1位の「ゴミの処分費用」(30.0%)は、2位の「家具の購入」(29.0%)とほぼ同率でしたが、3位の「家電の購入」(14.4%)を大きく引き離す結果となりました(出典:同上)。
なぜゴミ処分費用が予想外の出費になるのか
調査では、「粗大ゴミが思ったより出た」「地域によって処分費用が大きく違う」といった声が寄せられています(出典:同上)。引っ越しを機に持ち物を見直すと、長年しまい込んでいたものや不要な家具・家電が予想以上に出てくることが多く、多くの自治体では粗大ゴミの回収に費用がかかり、一部の家電にはリサイクル料金も必要になります。
これらは事前に見積もりを取る対象になりにくいため、引っ越し当日や直前になって「想定していなかった出費」として発覚しやすい項目です。
2位・3位も「サイズが変わる」ことが原因に
2位の「家具の購入」(29.0%)と3位の「家電の購入」(14.4%)も、多くの人が見落としやすい出費です。新居の部屋のサイズや配置が変わることで、これまで使っていたソファやベッド、洗濯機などが物理的に入らない、あるいはサイズが合わなくなるケースは珍しくありません。「引っ越し代を安く抑えられた分、新居に合わせた買い替えで結果的に費用がかさんだ」という声も想定されます。内見の段階で家具・家電のサイズを測っておくことが、こうした二重の出費を防ぐポイントになります。
以前お伝えした通り、引っ越し業者への支払い自体も時期によって1.5倍以上変動することがあります(出典:habitto「引っ越し費用の相場はいくら?」2026年版)。業者代だけに気を取られず、ゴミ処分費や家具・家電の買い替えまで含めた総額で予算を組むことが大切です。
見落としやすいその他の出費
カーテン・梱包材の買い替え
カーテンは窓のサイズが変わると買い替えが必要になり、部屋数が増えれば必要枚数も増えます。梱包材についても、引っ越し業者からもらえる段ボールで足りると思っていたが、実際には追加購入が必要だったという声が目立ちました(出典:同上)。
交通費
交通費が想定外になりやすいのは、引っ越し当日だけでなく、下見や新居の掃除、鍵の受け渡しなど、移動回数が意外に多くなるためです。特に遠方への引っ越しでは、この費用がかさみやすくなります(出典:同上)。
費用を抑えるための工夫と、お金をかけるべきポイント
同調査では、費用を節約するための工夫についても聞いています。最多は「できるだけ自力で運ぶ」(40.6%)で、「荷物を減らす」(37.6%)、「安い引っ越し業者を探す」(11.0%)が続きました(出典:同上)。
一方で、「費用をかけて良かったサービス」を尋ねた質問では、「信頼できる引っ越し業者」が38.4%で圧倒的1位となりました(出典:同上)。節約を重視する一方で、安心や品質には対価を払う価値があると考える人が多いことがわかります。自力で運ぶ・荷物を減らすといった工夫は、時間や体力との引き換えでもあるため、無理をしすぎず、優先度に応じてバランスを取ることが大切です。
引っ越し前に確認しておきたいチェックリスト
- 不要な家具・家電・粗大ゴミの処分方法と費用を事前に自治体で確認したか
- 新居の窓のサイズを確認し、カーテンの買い替えが必要かどうか把握したか
- 梱包材は業者からもらえる分だけで足りるか、追加購入の可能性を考慮したか
- 下見・掃除・鍵の受け渡しなど、当日以外の移動回数と交通費を見込んでいるか
- 「節約する部分」と「お金をかけて安心を買う部分」を事前に整理したか
よくある質問
粗大ゴミの処分費用はどのくらいかかりますか?
自治体や品目によって費用は大きく異なるため、一律の金額はお答えできません。お住まいの自治体のホームページなどで、事前に確認することをおすすめします。
ゴミ処分費用を抑える方法はありますか?
フリマアプリやリサイクルショップの利用、引っ越し前に不要な物を早めに整理することで、粗大ゴミの量そのものを減らせる可能性があります。
引っ越し業者は値段の安さだけで選んでいいですか?
今回の調査では「信頼できる引っ越し業者」に費用をかけて良かったと感じる人が最も多い結果でした(出典:Forbes JAPAN 2026年2月8日公開、AlbaLink調査)。価格だけでなく、対応や実績も含めて比較することをおすすめします。
家具・家電のサイズはいつ確認すればいいですか?
できれば新居の内見時、少なくとも契約後の早い段階で、部屋のドアや通路の幅、コンセントの位置とあわせて確認しておくと、当日になって「入らない」という事態を避けやすくなります。
まとめ|見えにくい出費こそ事前の準備がカギ
引っ越し費用というと業者代や家具・家電の購入に注目が集まりますが、実際に「意外にお金がかかった」と感じるのは、ゴミの処分費用のような地味な項目でした。華やかな新生活の準備だけでなく、こうした見えにくいコストにも事前に目を向けておくことで、予算とのズレを減らすことができます。
お引っ越しのご相談はテレルームへ
「引っ越しの総費用、何を見落としているか不安」「新居探しと一緒に準備の相談もしたい」
そんな方は、テレルームへご相談ください。仲介手数料0円から物件の紹介から契約、ライフラインの手続きまでオンラインで対応しています。
引っ越し準備の進め方も一緒にサポートします。
