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住宅ローンとは?金利や返済シミュレーションを簡単に紹介

2025.07.23
大きな買い物である住宅購入には、多くの場合、住宅ローンの利用が不可欠です。初めて住宅ローンを検討する人は、その仕組みや手続きに戸惑うかもしれません。 この記事では、住宅ローンの基本的な仕組みから、金利の種類、返済方法など初めて不動産を購入する人にも分かりやすく解説します。住宅ローンに関する不安を解消し、無理のない返済計画を立てて、理想の住まいを手に入れてください。 ※本記事に記載されている内容は、2025年7月執筆時点のものです。記事公開以降に、法改正される可能性もありますので、最新情報は金融機関や国土交通省のホームページなどでご確認ください。 住宅ローンとは 住宅ローンとは、家や土地などの不動産を購入する際に、金融機関からお金を借りる仕組みです。借りたお金を毎月少しずつ金融機関に返済していきます。ローンの返済期間は、20~35年といった契約時に定めた期間です。 住宅ローンは、通常のローンと比べて金利が低い傾向にあります。購入する住宅がローンの担保になるためです。担保とは、もし返済ができなくなった場合に、金融機関が住宅を売却してお金を回収できる権利です。 住宅ローンを利用すると、一度に大きな金額を用意できなくても、マイホームを購入できます。ただし、借りられる金額や金利は、借りる人の収入や信用状況、ローンの種類によって異なります。 団体信用生命保険とは 団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローン契約者が返済期間中に死亡または高度障害状態になったときに、残りの住宅ローン残高を保険金で完済する制度です。 多くの住宅ローンでは、団信への加入が必須となっています。保険料は金融機関が負担してくれるケースが多く、一般的にはローンの金利に含まれています。 団信を詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 団体信用生命保険(団信)とは?住宅ローンの「もしも」に備える仕組みや、契約前に確認したいポイントを解説 住宅ローンの3つの金利タイプ 住宅ローンには、主に3つの金利タイプがあります。将来の金利変動リスクと毎月の返済額のバランスを考えて選びましょう。 全期間固定金利型 全期間固定金利型は、住宅ローンを借り入れたときから完済するまでのすべての期間、金利が変わらないタイプです。35年ローンであれば35年間、毎月の返済額が一定になります。 全期間固定金利型のメリットは、将来の金利変動を気にする必要がないため、返済計画が立てやすい点です。金利が上昇しても毎月の返済額が増えないため、家計への影響を心配する必要はありません。 しかし、金利が固定されている分、一般的に他の金利タイプに比べて借り入れ当初の金利は高めに設定されているローンがほとんどです。全期間固定金利型は将来の金利上昇リスクを避け、安定した返済を最優先したい人に向いています。 固定金利を詳しく知りたい方は、こちらからご確認ください。 金利が上昇する今こそ知りたい「固定金利」とは?メリット・デメリットや賢い活用方法を解説! 固定金利期間選択型 固定金利期間選択型は、借り入れ当初の数年間だけ金利が固定され、その期間が終わると再度金利タイプを選び直すタイプです。固定期間が終了すると、その時点の金利情勢に応じて、再度固定金利型を選ぶか、変動金利型に切り替えるかを選びます。 メリットは、全期間固定金利型よりも借り入れ当初の金利が低めに設定されているケースが多い点です。また、一定期間は金利が固定されるため、その期間は返済額が安定します。 しかし、固定期間が終了した際に金利が上昇していると、その後の返済額が増えるかもしれません。固定金利期間選択型は金利の動向を見ながら、柔軟に金利タイプを検討したい人や、短期間で返済を終える予定がある人に向いています。 変動金利型 変動金利型は、市場の動向に合わせて金利が定期的に見直されるタイプです。一般的には半年に一度金利が見直され、毎月の返済額も変動する可能性があります。 ただし、急激な返済額の増加を避けるため、多くの金融機関では「5年間は返済額が変わらない」「返済額が前回の1.25倍を超えない」といった5年ルール・125%ルールを設けています。 メリットは、借り入れ当初の金利が他の金利タイプに比べて最も低く設定されているケースが多い点です。金利が低い時期には、毎月の返済額を抑えられます。 一方で、金利が上昇したときには、返済額が増えるリスクがあります。変動金利型が向いている人は、将来の金利動向を注視でき、返済期間中に繰り上げ返済で元金を減らす予定があるなど、金利上昇リスクに対応できる人です。 変動金利を詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 住宅ローンで7割が選ぶ「変動金利」とは? 選ぶ前に知るべき特徴とリスク対策  住宅ローンの返済方法 住宅ローンの主な返済方法には、毎月の返済額が一定の元利均等返済と、元金が一定の元金均等返済の2種類です。毎月の返済額や総返済額が変わるため、ご自身のライフプランを考えたうえで選びましょう。 元利均等返済 出典:元利均等返済・元金均等返済とは | SBIアルヒ株式会社 元利均等返済は、元金と利息を合計した毎月の返済額が、返済期間を通じて原則として一定になる返済方法です。 元利均等返済のメリットは、毎月の返済額が変わらないため、家計の管理がしやすい点です。返済計画が立てやすく、安定した家計運営を重視する人に向いています。 しかし、返済開始当初は、毎月の返済額に占める利息の割合が高く、元金がなかなか減りません。そのため、同じ条件であれば元金均等返済よりも総返済額は多くなる傾向があります。 元金均等返済 出典:元利均等返済・元金均等返済とは | SBIアルヒ株式会社元金均等返済は、毎月の返済額のうち、元金部分が常に一定になる返済方法です。利息は、残っている借入残高に対してかかるため、返済が進むにつれて借入残高が減り、それに伴って利息部分も減っていきます。結果として、毎月の返済額は徐々に少なくなっていきます。 メリットは元金の減りが早いため、元利均等返済に比べて総返済額を抑えられる点です。また返済が進むにつれて毎月の負担が軽くなるため、将来的に教育費などが増える可能性がある家庭に向いています。 一方で、返済開始当初は毎月の返済額が最も多くなるため、借り入れ当初の家計負担が大きくなる点がデメリットです。 住宅を購入するならテレルームにおまかせ 住宅ローンは支払金額が大きく、今後のライフプランを考えると大きな決断になります。もし住宅ローンを一人で考えるのが難しいと感じる場合は、テレルームにご相談ください。 テレルームは、お客様の状況に合わせて最適な住宅ローンの選び方や、借り入れまでのサポートを行っています。無理のない返済計画を立てるためのアドバイスや、複数の金融機関の比較検討など、お客様の疑問や不安を解消し、安心して住宅購入を進められるようにサポートします。 住宅ローン選びで迷ったら、まずはテレルームにご相談ください。 まずは話を聞いてみる 住宅ローン控除とは 住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)とは、住宅ローンを利用してマイホームを購入したり、リフォームしたりしたときに、一定の条件を満たせば所得税や住民税が控除される制度です。税金の控除とは、税金を計算する際に一定の金額を差し引き、税金の負担を軽くすることです。 年末時点での住宅ローン残高の0.7%を上限として、所得税から控除されます。なお控除しきれなかったときは、住民税からも一部控除される仕組みとなっています。控除を受けられる期間は、最大で13年間です。 住宅ローン控除を利用するためには、初年度は確定申告をする必要があります。 新築や中古住宅など、購入する住宅の種類や入居時期によって適用条件や控除額が異なるため、国税庁や国土交通省のウェブサイトで確認してください。 参考:マイホームを持ったとき|国税庁 住宅ローンを借り入れるまでの流れ 住宅ローンを借り入れて、実際に住宅を購入するまでには、いくつかのステップがあります。全体の流れを把握し、スムーズに手続きを進めてください。 住宅ローン選び・事前相談 住宅ローンを借り入れる最初のステップは、住宅ローン選びと事前相談です。金利タイプや返済方法から、自分の返済計画に合った金融機関を探します。 複数の金融機関の金利や手数料、保証内容などを比較検討し、気になる金融機関には事前相談に行きましょう。 相談することで、自分の年収や借り入れ希望額で住宅ローンが組めるのか、どのような書類が必要なのかなど、具体的な情報を得られます。将来の返済に無理がないか、しっかりとシミュレーションすることも重要です。 仮審査 住宅ローンを申し込む際には、まず仮審査を受けます。仮審査は、購入したい物件が決まる前に、おおよその借り入れ可能額や返済能力を金融機関が簡易的に判断するものです。 仮審査では、以下の情報を金融機関に伝えます。 ・年齢 ・年収 ・勤務先 ・勤続年数 ・現在の借り入れ状況 金融機関は上記の情報をもとに、融資が可能かどうか、どのくらいの金額まで借りられるかの目安を教えてくれます。 仮審査に通ると、実際の物件探しや売買契約の際に、購入の意思が固いことを売主や不動産会社に示し、その後の手続きをスムーズに進めやすくなるでしょう。 本審査 購入したい物件が決まり、売買契約を締結する直前には、いよいよ本審査を受けます。本審査は、仮審査よりも詳細な情報をもとに、金融機関が最終的に融資の可否と条件を判断するものです。 本審査では、仮審査で提出した情報に加え、物件に関する情報や個人の詳細な信用情報などが厳しく審査されます。 ローンの実行・物件の引き渡し 住宅ローンの本審査に通過したら、金融機関と住宅ローンの契約である金銭消費貸借契約を結びます。 ローンが実行されると同時に、売主への住宅購入代金の支払いが行われ、物件の引き渡しへと進みます。ローンの実行とは、契約に基づいてお金が実際に振り込まれることです。 物件の引き渡しは、金融機関の会議室で行われることが一般的です。買主から売主へ売買代金の残りが支払われ、同時に司法書士によって所有権移転登記の手続きが進められます。すべての手続きが完了し、鍵を受け取れば、住宅の購入は完了です。 住宅ローンの返済シミュレーション 返済計画を立てるために、返済シミュレーションを行ってください。ここでは、2,000万円を35年で返済するケースを例に、返済シミュレーションを行います。 金利は固定金利型の平均である1.9%、引き下げ金利が適用になった場合の変動金利型で見られる0.5%、返済方法は元利均等返済として計算します。 金利毎月返済額 総返済額年0.5%約53,000円約2,226万円年1.9%約64,800円約2,721万円 上記はあくまで概算であり、実際の金利や手数料、保証料などによって金額は変わります。 まとめ 住宅ローンは、不動産購入において多くの方が利用する資金調達手段です。住宅ローンを契約するときには、万が一の場合に備えて団信に加入するケースが一般的です。 住宅ローンを契約すると税負担を軽減する住宅ローン控除を利用できるため、確定申告を行ってください。 無理のない返済計画を立てるために、事前に返済シミュレーションを行い、毎月の返済額や総返済額を把握することが重要です。 テレルームは住宅購入時の仲介手数料がゼロ 住宅購入には、物件価格以外にもさまざまな費用がかかります。その中でも、不動産会社に支払う仲介手数料は、大きな割合を占める費用です。少しでも購入費用を抑えたいと考えているなら、仲介手数料がゼロのテレルームがおすすめです。 テレルームは、売主が仲介手数料を払った場合は、買主の支払いはゼロになります。物件の費用を賢く抑え、理想のマイホームを手に入れるためにもテレルームにご相談ください。 まずは話を聞いてみる
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不動産売却で損しない!成功させるポイントや知っておくべき税金

2025.07.19
不動産の売却は、人生で何度も経験するものではありません。そのため売り方や税金、手数料などの疑問を抱える人は多いでしょう。 このガイドでは、不動産を売却する流れや成功させるためのポイント、そして必要書類、費用について、わかりやすく解説します。予想よりも手数料や税金がかさんでしまい、損したくない方は最後までお読みください。※本記事に記載されている内容は、2025年7月執筆時点のものです。記事公開以降に法改正される可能性もありますので、最新情報は法務局や国税庁のホームページなどでご確認ください。 不動産を売却する方法 不動産を売却する方法は、主に3つの選択肢があります。 ・仲介 ・買取 ・個人間売買 それぞれの方法のメリットとデメリットを踏まえ、自分の状況や希望に合った方法を選びましょう。 仲介 仲介は不動産会社が売主と買主の間に入り、売却活動や契約手続きのサポートを受けて進める一般的な売却方法です。不動産会社は、物件の査定や契約書の作成など、売却に関わる一連の業務を行います。 仲介のメリットは、幅広い購入希望者に物件をアピールでき、市場価格に近い価格で売却できる可能性が高い点です。また専門知識を持つプロがサポートしてくれるため、安心して取引を進められるでしょう。 その一方で、買主が見つかるまでに時間がかかるデメリットがあります。 買取 買取は不動産会社が直接、売主の不動産を買い取る方法です。 買取のメリットは、契約から現金化までの期間が短い点です。自身で購入希望者を探す必要はありません。早ければ数日から数週間で売却が完了するので、急いで現金が必要な場合や、相続した不動産を早く手放したい場合に適しています。 しかし、不動産会社が転売を目的として買い取るため、市場価格よりも売却価格が低くなりがちです。 個人売買 個人売買は、不動産会社を通さずに、売主と買主が直接交渉して売買契約を結ぶ方法です。知人や親族に不動産を売るときに、個人売買が行われます。 個人売買のメリットは、不動産会社に仲介手数料を支払う必要がないため、費用を抑えられる点です。また、自分のペースで買主と交渉を進められます。 しかし、物件の査定や契約書の作成、法的な手続きなど、売却に関するすべての業務を自分で行わなければなりません。 不動産売却の知識や経験がなければ、トラブルに発展するリスクが高く、慎重な判断が求められます。特に初めて不動産を売却する場合には、仲介会社のサポートを受けることをおすすめします。 不動産売却の流れ 不動産売却は、一般的に以下の5つのステップで進めます。 ・査定を依頼する ・媒介契約を締結する ・不動産会社が売却活動を行う ・買主と売買契約を締結する ・決済・引き渡しを行う 事前に全体の流れを把握し、計画的に手続きを進めましょう。 査定を依頼する 査定とは、不動産会社があなたの家や土地の価値を調べて、売れる予想価格を出すことです。 複数の不動産会社に査定を依頼すると、市場価格に基づいた適正な売却価格を知ることができます。査定価格は不動産会社によって異なるため、それぞれの金額だけでなく、その価格になった理由や、どのような売却活動をしてくれるのかも比較検討してください。 媒介契約を締結する 査定額や不動産会社の対応に納得できたら、次に不動産会社と媒介契約を締結します。媒介契約とは、あなたの不動産を売る活動を不動産会社に依頼する契約です。 契約書には、売却価格や契約期間、仲介手数料などが詳しく記載されています。契約する前に、内容をしっかりと確認し、疑問点があれば不動産会社の担当者に質問しましょう。 不動産会社が売却活動を行う 媒介契約を締結すると、不動産会社は売却活動を本格的に開始します。 売却活動とは、インターネットの不動産情報サイトへの掲載やチラシの作成と配布、不動産会社の店舗での紹介、購入希望者への連絡などです。また物件の見学会を開催したり、見学希望者への内覧案内を行ったりします。 不動産会社から定期的に報告を受け、売却活動の状況を把握しましょう。 買主と売買契約を締結する 購入希望者が見つかり、価格や引き渡し時期などの条件がまとまったら、買主と売買契約を締結します。売買契約は、売主と買主が不動産の売買について合意したことを書面に残すことです。 契約の際に、宅地建物取引士が、不動産の詳しい情報や契約に関する重要な内容を説明する重要事項説明を行います。 売買契約が成立すると、買主から売買代金の一部に充当される手付金が支払われます。 決済・引き渡しを行う 売買契約を締結した後、最終的に決済・引き渡しが行われます。通常、金融機関の会議室などで行われるケースがほとんどです。 決済日には、買主から残りの売買代金が支払われ、同時に所有権移転登記の手続きが進められます。司法書士が同席し、登記手続きを代行してくれるのが一般的です。すべての手続きが完了したら、買主に鍵を引き渡し、不動産の売却は完了です。 マンションの売却をご検討中の方は、こちらの記事をご覧ください。 マンション売却の準備から引渡しまで徹底解説|高く・早く売るためのコツもご紹介! 不動産売却のポイント 不動産売却を成功させるためには、いくつか意識すべきポイントがあります。事前にチェックしておき、トラブルなく売却を進められるようにしましょう。 売主にとって不利な情報も伝える 過去に雨漏りやシロアリ被害があったなど、物件に関するマイナスな情報も隠さずに伝えましょう。不利な情報は、買主にとって物件を購入するかどうかを判断するうえで大切な要素です。 引き渡し後に知らせてもらえなかった不利な情報が発覚すると、買主から契約不適合責任を問われたり、損害賠償を請求されたりする可能性があります。 不動産における契約不適合責任とは、契約内容と異なる場合に、買主が売主に対して負う責任です。たとえば、売主が知らせていなかった設備の故障が見つかると、買主から修理や契約代金減額、契約解除などの対応を求められます。 不動産会社の担当者にも、すべての情報を正確に伝えるようにしましょう。 内覧対応を丁寧に行う 内覧の前には、部屋をきれいに片付け、掃除をして清潔にしましょう。日当たりや風通しをよくするために、カーテンを開けたり換気をしたりするのも効果的です。 また買主からの質問には誠実に答え、物件の良い点だけでなく、気になる点も正直に伝える姿勢が大切です。質問にすぐに答えられない場合は、後日不動産会社を通じて回答すると伝えましょう。内覧時の丁寧な対応は、買主の購買意欲を高められます。 不動産売却のポイントを詳しく知りたい方は、こちらの記事をご確認ください。 不動産売買の基礎知識!流れや手続き費用、押さえておきたい注意点 不動産売却はテレルームにお任せ 不動産売却は専門的な知識が必要になるだけでなく、多くの手間がかかります。もし、売却を進める上で不安や疑問を感じるときは、テレルームがあなたの売却を全面的にサポートします。 テレルームは、不動産売却に関する豊富な実績と専門知識を持つプロフェッショナルです。不動産の査定から売却活動、契約、そして決済・引き渡しまで、それぞれのステップで適切なアドバイスとサポートを提供します。 複雑な手続きを一人で抱え込まずに、不動産のプロである仲介会社と一緒に進めて理想の売却を目指しましょう。 まずは話を聞いてみる 不動産売却で絶対にやってはいけないこと 不動産売却をスムーズに進めるために、避けるべき行動があります。特に、自己判断で進めてしまうと、後で大きな損失やトラブルにつながる可能性があるため、プロである不動産会社に相談しましょう。 とりあえずリフォーム・解体をする 不動産を売却する前に、とりあえずリフォームや解体をすることは避けるべきです。 物件をきれいに見せたい、古くなった部分を直したいと考えるのは自然なことですが、買主は必ずしもそのリフォームや解体を望んでいるとは限りません。買主のなかには、自分の好みに合わせてリフォームしたい人もいます。 売却前のリフォームや解体費用を売却価格に上乗せできず、結果として損をしてしまうケースもあります。まずは不動産会社に相談し、リフォームや解体が売却に有利に働くかどうか、費用対効果をしっかり見極めてから判断しましょう。 確定申告をしない 確定申告とは、1月1日から12月31日まで1年間の所得と、それにかかる税金を計算し、税務署に申告・納税する手続きです。 不動産を売却した年の翌年の2月16日~3月15日までに、管轄の税務署へ確定申告書を提出します。不動産を売却して利益が出たにもかかわらず申告を忘れたり、しなかったりすると、延滞税や無申告加算税などが追加で課税される可能性があります。 また特例や控除によって税負担が軽減できるケースがあるため、必ず申告しましょう。 不動産売却の必要書類 不動産を売却する際には、以下のようなさまざまな書類が必要です。 必要書類概要本人確認書類売主の本人確認を行う。運転免許証やマイナンバーカードなど。印鑑証明書売買契約書や登記手続きなどで使用する。発行から3カ月以内のもの。固定資産税評価証明書不動産の税金を計算するときに使う登記事項証明書(登記簿謄本)不動産の所有者や面積、権利関係などを確認する書類権利証(登記識別情報通知書)不動産の所有権を証明する書類建築確認済証・検査済証建物の建築が合法的に行われたことを証明する書類確定測量図・境界確定書隣接する土地の所有者と境界を確定した書類。土地を売却するときに使う。実印契約書や各種書類に押印する 不動産の種類や状況によって必要書類は異なるため、不動産会社に確認し、準備を進めましょう。 不動産売却にかかる税金や費用 不動産を売却する際には、売却によって得られる代金だけでなく、下記のような税金や費用がかかります。 費用の種類概要仲介手数料売買価格に応じて上限が定められている不動産会社に支払う手数料印紙税売買契約書に貼る収入印紙代。契約金額によって異なる。登記費用司法書士に不動産の登記申請を依頼する費用登録免許税不動産の登記申請の際に支払う税金譲渡所得税不動産を売却して利益が出たときにかかる税金その他費用引っ越し費用、ローン残債の一括返済手数料、測量費用など 売却する不動産の種類や価格、そして売却条件によって費用は異なります。また譲渡所得税は売却した翌年に支払うため、あらかじめ備えておきましょう。 まとめ 不動産売却には仲介、買取、個人売買の3つの方法があります。一般的な仲介では、不動産会社が売却活動をサポートし、市場価格に近い価格での売却を目指せるでしょう。 売却を成功させるためには、物件の不利な情報も正直に伝えたり、内覧対応を丁寧に行ったりすることが重要です。また自己判断でのリフォームや解体は避け、売却益が出た場合の確定申告は必ず期限内に行ってください。 不動産を売却するにあたり、さまざまな費用がかかります。費用を抑えたい場合は、仲介手数料が低い不動産会社がおすすめです。 テレルームなら不動産売却の仲介手数料がゼロ 不動産売却には、仲介手数料や登録免許税といった費用がかかります。少しでも費用を抑えたい場合は、仲介手数料が0になるテレルームがおすすめです。 不動産売却で買主から仲介手数料を支払ってもらえたときは、売主の支払い負担はありません。 少しでも費用を抑えて売却したいときは、テレルームにぜひご相談ください。 まずは話を聞いてみる
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不動産を相続するにはどうすればいい?手続きの流れや名義変更の必要書類を完全ガイド

2025.07.11
親族が所有していた土地や建物を相続するのは、多くの方にとって初めての経験となるはずです。大切な家族の不動産を、どのように引き継げばいいのか不安に感じることは少なくありません。 この記事では、不動産を相続する際の名義変更の期限や相続不動産の分け方、手続きの流れをわかりやすく解説します。不動産の手続きを放置して、権利関係が複雑化しないためにも、最後までお読みください。※本記事に記載されている内容は、2025年7月執筆時点のものです。記事公開以降に、法改正される可能性もありますので、最新情報は法務局や法務省などのホームページなどでご確認ください。 不動産を相続するときの名義変更はいつまで? 不動産の所有者が亡くなったときに所有権を相続人に移転する相続登記は、2024年4月1日から義務化されました。相続登記の期限は、その不動産の所有権を知った日から3年以内です。期限内に登記できなければ、10万円以下の過料が科される可能性があります。 相続登記をしないままでいると、相続人が亡くなることによって相続人が増え、権利関係が複雑になるかもしれません。不動産を相続するときは、できる限り早めに手続きを進めることをおすすめします。 参考:不動産を相続した方へ ~相続登記・遺産分割を進めましょう~ | 法務省 不動産を登記申請する流れ 相続する不動産の手続きは、次のような流れで進めます。 ・遺言書を確認する ・相続人を調べる ・財産を調査する ・遺産分割協議を行う ・不動産の登記を申請する それぞれの手続きを見ていきましょう。 遺言書を確認する まず、亡くなった被相続人が遺言書を残しているかどうか確認しましょう。遺言書には、財産を誰にどのように分けるかについて、被相続人の意思が示されています。 遺言書が見つかった場合、その内容に従って相続手続きを進めるのが原則です。一方で遺言書がないときは、親族内で遺産分割協議を行います。遺産分割協議とは、相続人全員で、遺産を誰がどれだけ受け継ぐかを話し合って決めることです。 相続人を調べる 次に、被相続人が生まれてから亡くなるまでのすべての戸籍謄本を取り寄せ、相続人を確定させます。相続人調査に漏れがあると、遺産分割協議をやりなおすことになるため、法律で定められた相続人の範囲を正しく把握しましょう。 2024年3月から、戸籍謄本は本籍地以外の市役所でも請求できるようになりました。たとえば大阪府に本籍がある被相続人の戸籍を、東京都の役所で請求できます。 参考:戸籍法の一部を改正する法律について(令和6年3月1日施行) | 法務省 財産を調査する 不動産や預貯金、株式などのプラスの財産と、借金や未払金といったマイナスの財産である負債の両方を調査し、すべて洗い出します。 不動産は、登記事項証明書や固定資産税の納税通知書などを確認して、所有しているかどうか調べてください。預貯金や株式は通帳や証券、金融機関から届いた書類で確認できます。 遺産分割協議を行う 遺言書がないときや遺言書があっても相続人全員の同意があるときは、遺産分割協議を行います。不動産や預貯金などのすべての財産の分け方を、相続人全員で話し合います。 話し合いがまとまったら、内容を遺産分割協議書にまとめ、相続人全員が署名・捺印してください。 不動産の登記を申請する 登記申請は、不動産の所在地を管轄する法務局で行います。書類の準備や手続きは複雑なため、司法書士に依頼するのが一般的です。司法書士は、必要書類の準備から登記申請まで、手続き全般を代行してくれます。 不動産を相続するときの分割方法 遺言書がなく、複数の相続人がいるときの不動産の分割方法は原則として話し合いで決められます。不動産の分割は、主に次の3つの方法があります。 現物分割 現物分割は、相続した不動産をそれぞれの相続人がそのままの形で受け継ぐ方法です。複数の不動産がある場合、Aさんは自宅の土地と建物を、Bさんは別の土地というように個々の不動産をそれぞれの相続人が所有します。 あるいは、広大な土地であれば、それをいくつかの区画に分けて、それぞれの相続人が所有するケースも現物分割に当たります。 現物分割のメリットは不動産を売却したり、現金化したりする必要がないため、手続きがシンプルかつ売却にかかる費用や税金を抑えられる点です。 しかし、それぞれの不動産の価値が異なるときは、公平に分けるのが難しいデメリットがあります。相続人全員が納得できるように、不動産の評価額を正確に把握し、話し合いを重ねましょう。 代償分割 代償分割は、特定の相続人が不動産をすべて受け継ぎ、その代わりとして、他の相続人に対して現金を支払う方法です。たとえば、長男が被相続人の名義の家に住み続けたいケースでは単独で相続し、建物の価値に相当する現金を他の相続人に支払います。 代償分割のメリットは、不動産を分けずに一つの不動産として活用できることです。分割が難しい一戸建ての家を相続するケースに適しています。 一方で、不動産を受け継ぐ相続人には、他の相続人に支払う代償金を用意する経済的な負担が発生します。代償分割をするときは代償金をどのように準備するか、事前に計画を立ててましょう。 換価分割 換価分割は、相続した不動産を売却し、その売却代金を相続人全員で分ける方法です。不動産そのものではなく、現金として分割するため、最も公平な分割方法と言えるでしょう。 メリットは、相続人全員が公平に財産を受け取れる点です。不動産の価値に差があっても、売却してしまえば公平に現金として分けられます。また、特定の相続人が現金を用意する負担もありません。 しかし、売却にかかる仲介手数料や登録免許税などの費用、売却益が出た場合には譲渡所得税がかかるり、手元に残る財産が少なくなります。売却のタイミングや価格設定を相続人全員で話し合って決めるため、他の方法に比べて時間がかかる可能性があります。 マンションの売却を検討している方は、こちらの記事をご覧ください。 マンション売却の準備から引渡しまで徹底解説|高く・早く売るためのコツもご紹介! テレルームなら相続した不動産の売却をサポート 相続した不動産を売却して、現金化して分割したいと考える人もいるかもしれません。もし、相続した不動産の売却を検討しているなら、テレルームが全面的にサポートします。 テレルームは、相続不動産の売却に関する豊富な実績と専門知識を持つプロフェッショナルです。相続に関する複雑な状況も考慮しながら、それぞれのステップで適切なアドバイスとサポートを提供します。スムーズに不動産を現金化をするためにも、まずはテレルームにご相談ください。 まずは話を聞いてみる 不動産を相続するときの注意点 不動産の相続手続きを後回しにしたり、分割方法を間違えてしまうと、親族間のトラブルにつながりかねません。ここからは、円満に相続するためにも、気をつけたいポイントを解説します。 不動産を共有で相続しない 共有とは、一つの不動産を複数の人が所有することです。たとえば、被相続人名義の生まれ育った家を兄弟2人の共有名義にするようなケースです。 共有名義にすると、売却やリフォーム、賃貸に出すなど、その不動産に関して行動を起こす際には、原則として共有者全員の同意が必要になります。 将来的に意見が食い違ったり、連絡が取りにくくなったりすると、不動産の管理や処分が難しくなります。可能であれば、不動産を相続するときは現物分割や代償分割をしましょう。 早めに相続手続きを進める 相続登記をしないままでいると、不動産の名義が被相続人のまま残り、売却や担保設定などの所有者としての権利を行使できません。 また時間が経つにつれて、相続人がさらに亡くなったり、連絡が取れなくなったりして、権利関係が複雑になる可能性があります。遺産分割協議がまとまりにくくなり、手続きが難しくなります。 余計な手間や費用、トラブルを避けるためにも、相続が始まったらできる限り早い段階で司法書士をはじめとした専門家に相談し、手続きを進めましょう。 不動産の相続登記にかかる費用 相続した不動産の登記を行う際には、以下のような費用がかかります。 費用概要登録免許税不動産の評価額に応じてかかる税金。原則として、税率は不動産の固定資産評価額の0.4%。司法書士報酬依頼する内容や不動産の数、難易度によって異なるが、数万~数十万程度。実費書類取得費用、郵送費用など 上記の費用は、相続する不動産の数や評価額、手続きを任せる専門家によって変動します。金額が気になる方は、事前に司法書士に見積もりを依頼しましょう。 不動産の相続登記を申請するときの必要書類 不動産の登記を申請する際には、以下のように多くの書類が必要になります。・戸籍謄本・住民票・遺言書または遺産分割協議書・固定資産税の評価証明書・印鑑証明書(遺産分割協議書を提出するときのみ) 戸籍謄本は、被相続人の出生から死亡までのすべての戸籍と相続人全員の現在戸籍を提出してください。提出する住民票は、被相続人と不動産の新所有者になる方のものです。なお状況によって必要書類は異なるため、法務局に確認しましょう。 参考:相続による所有権の登記の申請に必要な書類とその入手先等 | 法務局 不動産を相続するときの相続税の計算方法 相続税の申告と納税は、被相続人が亡くなったことを知った日の翌日から10カ月以内に行う必要があります。相続税の基本的な計算方法を理解し、課税されるのか確認しておきましょう。 相続税の計算式 不動産を含む相続財産全体が基礎控除額を超える場合に、相続税がかかります。相続税の基礎控除は、以下の計算式で求めます。 相続税の基礎控除額 = 3,000万円 +(600万円 × 法定相続人の数) 法定相続人が3人の場合、基礎控除額は 3,000万円 +(600万円 × 3人)= 4,800万円です。このケースでは、相続財産の総額が4,800万円以下であれば相続税はかかりません。 土地・建物の評価方法 相続税を計算するときの不動産の評価額は、不動産を売却するときの価格とは異なり、土地と建物それぞれで計算します。土地は、路線価方式または倍率方式で評価します。 評価方式概要路線価方式路線価とは道路に面した土地の1㎡あたりの評価額。路線価に土地の面積や形状、間口の広さなどを考慮して計算する。倍率方式固定資産税評価額に一定の倍率をかけて計算する。 倍率方式は、路線価が設定されていない地域に適用されます。 建物の評価額は、原則として固定資産税評価額と同じです。固定資産税評価額は、毎年送られてくる固定資産税の納税通知書で確認できます。 特例や減額措置が適用される場合もあるため、正確な税額が気になる方は税理士に相談してください。 まとめ 相続登記は義務化され、その所有権を知った日から3年以内に手続きをする必要があります。 相続不動産の分割するときは現物分割、代償分割、換価分割の3つから、相続人全員の同意を得られる方法で手続きを進めてください。不動産を複数人で共有する方法は、将来のトラブルにつながる可能性があります。 相続した不動産の売却を考えている場合は、実績のある不動産会社に依頼しましょう。 相続した不動産の売却ならテレルームにお任せ 相続した不動産を売却して、相続人同士で公平に分けたいと考えているなら、テレルームにお任せください。 テレルームは、相続不動産の売却に関する豊富な経験と専門知識を持つプロです。不動産売却に関する知識が少ない方に対しても、丁寧にサポートいたします。 スムーズな売却を実現するために、まずはテレルームに相談してみませんか。 まずは話を聞いてみる
家の模型と書類

不動産売買の基礎知識!流れや手続き費用、押さえておきたい注意点

2025.07.7
不動産を初めて売買するときに、複雑な手続きや専門用語の多さに戸惑う人は少なくありません。しかし、基本的な流れや注意点をあらかじめ知っておけば、安心して取引を進められるでしょう。 この記事では、不動産売買の基礎知識や手続きの流れ、注意点まで解説します。最後まで読んで不動産売買に関する不安を解消し、スムーズな取引をしましょう。 ※本記事に記載されている内容は、2025年7月執筆時点のものです。記事公開以降に、法改正される可能性もありますので、最新情報は国税庁や法務局のホームページなどでご確認ください。 不動産売買の基礎知識 不動産売買は、土地や建物の権利を変更する大切な取引です。この取引を円滑に進めるためには、不動産会社との関わり方や、発生する手数料について理解しておきましょう。 不動産仲介の3つの契約 不動産を売却する場合、不動産会社に売却を依頼する際に結ぶ媒介契約には、主に3つの種類があります。 契約の種類他社との契約自力での買主探し契約期限報告義務一般媒介契約可能可能なし任意専任媒介契約不可可能最長3ヶ月2週間に1回以上専属専任媒介契約不可不可最長3カ月1週間に1回以上 複数の不動産会社で比較したいときは一般媒介契約、自力で買主を探しながらも不動産会社のサポートを積極的に受けたいときは専任媒介契約がおすすめです。一方で、不動産会社に売却活動をすべて任せたい場合は専属専任媒介契約が適しています。 不動産会社に支払う仲介手数料とは 仲介手数料は、売買が成立したときに発生する成功報酬です。仲介手数料の上限額は、宅地建物取引業法によって以下のように定められています。 不動産の売買価格(税抜)仲介手数料の上限額400万円超売買価格(税抜)×3%+6万円+消費税200~400万円以下売買価格(税抜)×4%+2万円+消費税200万円以下売買価格(税抜)×5%+消費税 売買価格が3,000万円の不動産の仲介手数料の上限は(3,000万円 × 3% + 6万円) × 1.10(消費税10%) = 99万円です。 参考:建設産業・不動産業:<消費者の皆様向け>不動産取引に関するお知らせ | 国土交通省 不動産売却の流れ 不動産を売却する際は、いくつかの段階を踏んで進めます。事前に全体の流れを把握しておき、計画的に売却を進めてください。 査定依頼 査定とは、不動産会社があなたの家や土地の価値を調べ、売れそうな価格を出してくれることです。査定には、実際に家を見て詳しく調べる「訪問査定」と、周辺の売買事例や物件情報から大まかな価格を出す「机上査定」の2種類があります。 複数の不動産会社に査定を依頼し、市場価格に基づいた適正な売却価格を知りましょう。査定価格は不動産会社によって異なるため、その金額になった理由やどのような売却活動をしてくれるのか、比較検討することが重要です。 媒介契約を締結 査定額や不動産会社の対応に納得できたら、媒介契約を締結します。媒介契約とは、あなたの不動産を売る活動を不動産会社に正式にお願いするための契約です。 契約書には、売却価格や契約期間などが記載されています。契約する前に内容を確認し、疑問点があれば不動産会社の担当者に質問しましょう。 不動産会社による売却活動 媒介契約を締結すると、不動産会社はあなたの不動産の売却活動を本格的に開始します。不動産会社は、インターネットの不動産情報サイトへの掲載やチラシの作成・配布などを行います。 またオープンハウスを開催したり、見学希望者への内覧案内を行ったりもします。売主として、内覧時に家をきれいに片付けたり、購入希望者の質問に答えられるように準備したりするなど、協力が求められる場面もあります。 不動産会社から定期的に報告を受け、売却活動の状況を把握しておきましょう。 買主と売買契約の締結 購入希望者が見つかり、価格や引き渡し時期などの条件がまとまったら、買主と売買契約を締結します。 契約時に、宅地建物取引士が重要事項説明を行います。重要事項説明とは、不動産の詳しい情報や、契約に関する重要な内容を買主に説明することです。 売買契約が成立すると、買主から手付金が支払われます。手付金の相場は、売買代金の5%~10%程度です。 決済・引き渡し 売買契約を締結した後、決済・引き渡しが行われます。売買代金の残りを買主から受け取り、不動産の所有権を買主に移し、鍵などを引き渡す手続きです。 決済日には、買主から残りの売買代金が支払われ、同時に所有権移転登記の手続きが進められます。司法書士が同席し、登記手続きを代行してくれるのが一般的です。 また固定資産税や都市計画税などの精算も同日に行われます。すべての手続きが完了したら、買主に鍵を引き渡すと売却は完了します。 不動産売買はテレルームがサポート 不動産売買は、専門的な知識と多くの手続きが必要です。もし、売却を進める上で不安や疑問を感じる場合は、売買のあらゆる段階をサポートできるテレルームをご利用ください。 テレルームは査定から売却活動、引き渡しまで、それぞれのステップで適切なアドバイスを提供します。プロがそばにいることで、安心して売却を進められるでしょう。 まずは話を聞いてみる 不動産購入の流れ 不動産を購入する際も、計画的に進めることが成功の鍵となります。ここからは、不動産購入の一般的な流れについて説明します。 希望条件の決定・資金計画 まずは立地や間取り、設備などの希望する条件を整理しましょう。同時に頭金はいくら用意できるのか、毎月の住宅ローンの返済額はどのくらいが妥当なのかといった資金計画を立てます。 資金計画を立てる際には、仲介手数料や税金など住宅購入にかかる諸費用も考慮する必要があります。自己資金でどこまでまかなえるのか、住宅ローンはどの金融機関で借りるのかなどを検討し、無理のない資金計画を立ててください。 住宅ローンの事前審査 資金計画を立てたら、住宅ローンの事前審査を受けておきましょう。事前審査とは、あなたが住宅ローンを借りられるかどうかを、金融機関が簡単な情報をもとに判断してくれるものです。 事前審査に通ると、実際に物件を購入する際にスムーズに本審査に進められます。 物件選び 事前審査に通過後、いよいよ物件選びに進みます。不動産会社から紹介される物件情報や、インターネットの不動産情報サイトから希望に合う物件を探します。 気になる物件が見つかったら、実際に内覧をして日当たりや風通し、室内の状態などをご自身の目で確認しましょう。物件の良い点だけでなく、気になる点や修繕が必要な場所なども細かくチェックすることが大切です。 媒介契約の締結 購入したい物件が決まったら、不動産会社と媒介契約を締結します。契約書には、希望する購入価格や仲介手数料などが記載されています。契約を結ぶ前に、内容を十分に理解し、疑問点がないか確認しましょう。 売主と売買契約の締結 購入の条件が売主と合意に達すると、売主と売買契約を締結します。契約書に署名・捺印し、手付金を支払うと、売買契約が正式に成立します。 住宅ローンの本契約 事前審査を通過していても、本契約で改めて詳細な審査が行われます。 本契約では、金利や返済期間などの住宅ローンの具体的な条件が確定します。契約内容を十分に理解し、無理のない返済計画になっているかを確認してください。そして必要書類を揃え、金融機関の指示に従って手続きを進めます。 決済・引き渡し 住宅ローンの本契約が完了したら、いよいよ決済・引き渡しです。 決済日には、買主から売主へ残りの売買代金が支払われ、同時に所有権移転登記の手続きが司法書士によって行われます。すべての手続きが完了し、鍵を受け取れば、手続きは完了です。 不動産売買にかかる費用 不動産を売買する際には、物件の価格だけでなく、さまざまな費用がかかります。費用を事前に把握しておくと、資金計画を立てやすくなるでしょう。 不動産売却にかかる費用 不動産を売却する際には、以下のような費用がかかります。 費用の種類概要仲介手数料不動産会社に支払う手数料印紙税売買契約書に貼る収入印紙代。契約金額によって異なる。不動産取得税不動産購入時に一度だけ課税される税金登記費用登記申請時に支払う登録免許税や司法書士への報酬など、所有権に関する登記を変更する費用測量費用土地の境界が不明確な場合にかかる費用譲渡所得税・住民税不動産を売って利益が出た場合にかかる税金その他費用住宅ローンが残っている場合の返済手数料、引っ越し費用など 上記の費用は、売却する不動産の種類や価格、そして売却条件によって大きく異なります。事前に不動産会社に相談し、どのくらいの費用がかかるのかを把握しましょう。 不動産購入にかかる費用 不動産を購入する際には、以下のような費用がかかります。 費用の種類概要仲介手数料不動産会社に支払う手数料印紙税売買契約書に貼る収入印紙代登記費用不動産の所有者を変更する費用不動産取得税不動産を取得したときに一度だけかかる税金固定資産税・都市計画税不動産を所有している人が毎年支払う税金。引き渡し日のタイミングで日割り清算されるケースがある。住宅ローン費用事務手数料、保証料、火災保険料などその他費用引っ越し費用、リフォーム費用など 購入にかかる費用は、一般的に物件価格の6~10%程度と言われています。3,000万円の物件を購入する場合の諸費用は、180~300万円程度です。 不動産購入にかかる税金について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。 不動産取得税とは?支払いタイミングや軽減措置をわかりやすく解説 固定資産税とは | いつ・どのくらい支払う?計算方法と特例や控除まで 都市計画税とは?固定資産税との違いや計算方法、軽減措置を解説 不動産売買の注意点 不動産売買は大きな金額が動く取引であり、後でトラブルにならないように事前に注意点を確認しましょう。 信頼できる不動産会社と契約する 初めての不動産売買では、市場の動向や複雑な契約内容など、分からないことばかりで不安に感じるかもしれません。そんな時に親身になって相談に乗ってくれ、分かりやすい言葉で丁寧に説明してくれる不動産会社を選べると、安心して手続きを進められます。 信頼できる会社を見つけるには担当者の専門知識、そして何より丁寧な対応をよく見て判断しましょう。複数の会社から査定を取り、担当者との相性を見極めるのもよい方法です。 期限内に確定申告をする 不動産を売却して利益が出た場合、原則として期限内に確定申告をする必要があります。確定申告とは、1月1日から12月31日までの所得と税金を計算し、税務署に申告・納税する手続きです。 不動産を売却した年の翌年の2月16日から3月15日までに、管轄の税務署へ確定申告書を提出します。 不動産を売却して利益が出たにもかかわらず申告を忘れると、延滞税が課税される可能性があるため、早めに手続きを進めましょう。また購入時に確定申告をすると、特例によって翌年度の税金が軽減できるケースがあります。 まとめ 不動産売買は、不動産会社との媒介契約の種類を理解し、仲介手数料や税金といった費用を把握することが重要です。売買契約の内容は、後々のトラブルを防ぐためにも、隅々まで確認してください。 売却で利益が出た場合は、忘れずに期限内に確定申告を行いましょう。初めての不動産売買で不安な場合は、安心して任せられる専門家を見つけることが重要です。担当者の専門知識や相性を確認して、依頼するか判断してください。 不動産売買ならテレルームにお任せ 不動産売買は、専門知識や複雑な手続きが多く、不安を感じることもあるかもしれません。安心して不動産売買をするには、テレルームにご相談ください。 テレルームは、不動産売買に関する豊富な実績と専門知識を持つスタッフが、お客様に寄り添ってサポートします。 物件の査定から最適な売却・購入戦略の提案、そして税金に関するアドバイスまで、不動産売買のあらゆる段階で頼りになる存在です。理想の不動産取引を実現するために、まずはテレルームに相談してみませんか。 まずは話を聞いてみる

マンション売却の準備から引渡しまで徹底解説|高く・早く売るためのコツもご紹介!

2025.07.6
マンションの売却を検討しているものの「一体いくらで売れるんだろう?」「手続きが複雑そう…」と、お悩みや疑問を抱えていませんか?この記事では、売却の流れや資産価値を最大化して高く・早く売るためのコツ、見落としがちな費用や税金の話まで、わかりやすく解説します。あなたの大切な資産を納得のいくかたちで売却できるよう、ぜひ最後までご覧ください。 【全体像】準備から引渡しまで!マンション売却の流れを把握 マンション売却には、3〜6か月、場合によってはそれ以上の時間がかかります。基本的な流れは、以下のとおりです。STEP1:準備・相場調査(1〜2週間)・住宅ローンの残高を確認・周辺の売却相場をインターネットなどで調べる・売却を依頼する不動産会社の候補をいくつかリストアップSTEP2:査定・媒介契約(1〜2週間)・複数の不動産会社に査定を依頼(訪問査定がおすすめ)・査定価格の根拠や販売戦略を聞き、依頼する会社を決定・不動産会社と媒介契約を結び、売出価格を決定STEP3:売却活動・内覧対応(1〜3か月)・不動産ポータルサイトなどへ物件情報が掲載される・購入希望者からの問い合わせに対応し、内覧の日程を調整・内覧当日は、室内をきれいに整えて購入希望者を迎えるSTEP4:売買契約・引渡し(1〜2か月)・購入申込書を受け取り、価格や条件を交渉・合意・不動産会社にて重要事項説明を受け、買主と売買契約を結ぶ・住宅ローンの残債を完済し、抵当権の抹消手続きを行う・残代金を受け取り(決済)、買主に鍵を渡して物件を引渡す マンション売却の第一歩!「査定」と不動産会社の選び方 マンション売却を考え始めたら、まず「いくらで売れそうか」を把握するための査定をします。査定は、売却の成功を左右する不動産会社選びの第一歩です。 「机上査定」と「訪問査定」どう使い分ける? 査定には2種類あり、目的に応じて使い分けます。・机上査定(簡易査定):物件情報(所在地、築年数、広さなど)や周辺の取引事例をもとに、おおよその査定額を算出。「すぐに売る気はないけど、今の価値を知りたい」「まずは気軽に相場観をつかみたい」という方におすすめ。・訪問査定(詳細査定):不動産会社の担当者が実際に物件を訪れ、部屋の状態、日当たり、眺望、管理状況などを細かくチェックして、より精度の高い査定額を算出。 信頼できる不動産会社の選び方 査定額の高さだけでなく、売却を任せるパートナーとして、信頼できる会社か見極めましょう。・査定価格の根拠が明確か:「なぜこの価格なのか」を、周辺相場や物件のプラス・マイナス点を踏まえて具体的に説明してくれる・売り方の提案が明確か:物件の価値を最大限に引き出す、効果的な方法や時期を教えてくれる・売却実績が豊富か:売却したいマンションのエリアや、同じマンション内での取引実績があると良い・担当者との相性:親身に相談に乗ってくれ、報告・連絡・相談がスムーズ 3種類の「媒介契約」の違いと選び方 売却を依頼する不動産会社が決まったら、「媒介契約」を結びます。契約には3つの種類があり、それぞれの特徴は以下のとおりです。 契約の種類特徴こんな方におすすめ専属専任媒介・依頼できるのは1社のみ・自分で買主を見つけても、その不動産会社を通す必要がある・不動産会社は1週間に1回以上の報告義務がある信頼できる1社にすべてを任せ、手厚いサポートでスピーディに売却を進めたい方専任媒介・依頼できるのは1社のみ・自分で買主を見つける「自己発見取引」ができる・不動産会社は2週間に1回以上の報告義務がある1社に任せたいが、知人や親族に売却する可能性も残しておきたい方一般媒介・複数の会社に同時に依頼できる・自分で買主を見つけられる・不動産会社に報告義務はない(任意)人気エリアの物件で引き合いが多そうな場合や、広く情報を拡散して競争環境を作りたい方 テレルームでは、お客様と一緒にご希望や条件を整理し、安心して進められるようご案内します。マンションの売却をお考えの方は、お気軽にご相談ください。まずは話を聞いてみる マンションを少しでも高く・早く売るための4つのコツ マンションの価値を最大限に引き出し、より有利な条件で売却するための4つのコツをご紹介します。 内覧準備で「住みたい」を演出する 内覧は、購入希望者が物件を直接見て「ここに住みたいか」を判断する重要な機会です。第一印象を良くするために、以下のポイントを意識しましょう。・清潔感:玄関、水回り(キッチン、浴室、トイレ)、窓ガラスは念入りに清掃。・開放感:部屋を広く見せるため、床に物を置かず、不要な家具を移動するなどしてスッキリと。・明るさ:内覧時はすべてのカーテンを開け、照明もつけて室内を最大限に明るく演出。・臭い対策:事前にしっかり換気し、生活臭やペット、タバコの臭いを消す。芳香剤は好みが分かれるため、無香料がベスト。 売却のタイミングを見極める 不動産市場は常に変動しています。一般的に、春(2〜3月)や秋(9〜10月)は、転勤や新生活の準備で人の動きが活発になり、売却しやすい時期です。また、金利が低い時期は購入者のローン負担が軽くなるため、売却に有利に働くことがあります。市場の動向も不動産会社と相談しながら、最適なタイミングを探りましょう。 戦略的な「売出価格」を設定する 査定価格を参考に、最終的な「売出価格」を決めます。ポイントは、値下げ交渉を見越して、あらかじめ少し高めの価格で売り出すことです。ただし、相場からかけ離れた高すぎる価格は、内覧希望者が現れず、売却が長期化する原因になります。不動産会社のプロの意見を参考に、購入希望者の興味を引く価格ラインを設定しましょう。 物件の「魅力」を整理し、伝えられるようにしておく 物件のセールスポイントは、住んでいるからこそわかる魅力を整理し、内覧時に伝えられるようにしましょう。(例)・南向きで日当たりが良い・リフォームしてキッチンが使いやすい・管理組合の運営がしっかりしている・近所の〇〇公園は子どもを遊ばせるのに最適 などテレルームでは、あなたのマンションの価値を最大限引き出し、より良い条件での売却をサポートします。少しでも高く・早く売却したい方は、ぜひ一度お問い合わせください。まずは話を聞いてみる 住宅ローンが残っていても大丈夫?残債がある場合の注意点 住宅ローンが残っていてもマンションの売却は可能です。ただし、売却時には必ずローンを完済し、金融機関が設定した「抵当権」を抹消する必要があります。アンダーローン(売却価格 > ローン残高)の場合売却で得たお金でローンを完済し、残った分が手元に入ります。問題なく売却を進められます。オーバーローン(売却価格 < ローン残高)の場合売却価格だけではローンを完済できないため、不足分を自己資金(貯蓄など)で補う必要があります。自己資金で補えない場合は、「住み替えローン」という方法もありますが、審査が厳しくなる傾向があるため、早めに不動産会社や金融機関に相談しましょう。 マンション売却にかかる費用と税金の知識 マンション売却では、手元にお金が入ってくるだけでなく、諸費用や税金といった支出も発生します。売却益を正確に把握するためにも、事前にしっかり理解しておきましょう。 売却時にかかる「諸費用」 諸費用の合計は、売却価格の4〜6%程度が目安です。・仲介手数料:不動産会社へ支払う成功報酬(上限:売却価格×3%+6万円+消費税)・印紙税:売買契約書に貼付する印紙の代金で、売却価格により異なる・抵当権抹消登記費用:住宅ローンを完済し、抵当権を抹消するための手続き費用・その他:必要に応じて、ハウスクリーニング代、引越し費用などテレルームでは、条件によって仲介手数料0円が実現します。諸費用を賢く抑えたい方は、ぜひ一度、テレルームまでご相談ください。 まずは話を聞いてみる 忘れないで!固定資産税・都市計画税の日割り精算 固定資産税や都市計画税は、その年の1月1日時点の所有者に対して、1年分の納税通知書が送られてきます。年の途中で売却した場合でも、法律上の納税義務は売主にあります。実際の不動産取引では、物件の引渡し日を基準に税額を日割り計算し、買主が負担すべき分を売主へ支払うのが一般的です。 「譲渡所得税」の軽減には確定申告が必要 マンションを売却して利益(譲渡所得)が出た場合、利益に対して「譲渡所得税」がかかります。譲渡所得 = 売却価格 -(取得費 + 譲渡費用)※取得費:物件の購入代金や購入時の諸費用から、建物の減価償却費を引いたものただし、マイホームの売却には税金の特例があります。代表的なものが「3,000万円の特別控除」で、譲渡所得から最大3,000万円を差し引くことができます。つまり、利益が3,000万円以下であれば、譲渡所得税はかかりません。この特例を利用するには、確定申告が必要です。適用条件など、詳しくは不動産会社や税務署に確認しましょう。 戦略的なマンション売却で資産価値を最大化! マンション売却は、ただ手続きを進めるだけでなく、資産価値を引き出す計画が欠かせません。信頼できる不動産のプロに相談することで、納得のいく売却を進められます。 マンションの売却をお考えなら、まずはテレルームへ! マンション売却でお悩みなら、数多くの売却を成功に導いてきたテレルームにご相談ください。・お客様の大切な資産の価値を最大化する売却戦略をご提案・豊富な実績とデータに基づく的確な査定と価格設定・売却活動から引渡し、確定申告のアドバイスまで責任をもってフルサポート売却を決めた方はもちろん、「まずは査定だけしてみたい」「売るか貸すか迷っている」といった段階でのご相談も大歓迎です。テレルームがあなたのスムーズな住み替えをサポートいたします。まずは話を聞いてみる

初めてのマンション購入でも安心|情報収集から入居まで徹底解説!

2025.07.5
初めてのマンション購入では、「何から始めればいいかわからない」「失敗したくない」といった不安を感じる方も多いのではないでしょうか。この記事では、情報収集からご入居までの流れを、各場面でのポイントやコツとともに、わかりやすく解説します。予算の立て方や住宅ローンの選び方、理想の物件と出会うためのヒント、契約前のチェックポイントなど、あなたの住まい選びにお役立てください。 【全体像】情報収集から入居まで!マンション購入の流れ マンション購入には、3〜6か月ほどの時間がかかります。全体の流れを把握することで、余裕をもって準備を進められ、スケジュールも立てやすくなります。• STEP1:準備・資金計画(1〜2週間)予算設定、希望条件の整理• STEP2:物件探し・内見(2〜8週間)物件情報の収集、内見• STEP3:申し込み・契約(3〜5週間)購入申し込み、住宅ローン事前審査重要事項説明、売買契約、住宅ローン本審査• STEP4:融資実行・引渡し(3〜4週間)住宅ローン契約、決済、物件引渡し マンション購入の予算と資金計画の立て方 マンション購入を考え始めたら、まず取り組みたいのが予算決めです。無理のない資金計画を立てるために、「頭金」「月々の返済目安」「諸費用」の3つのポイントを押さえておきましょう。 頭金はいくら必要?「頭金ゼロ」で購入は可能? 頭金ゼロでローンを組むことも可能ですが、毎月の返済額や支払う利息の総額が増えるため注意が必要です。物件価格の2〜3割程度の頭金を用意できると、無理のない返済計画を立てやすくなります。 ライフイベントも考慮!年収ごとの借入額の目安 年収別の借入額の目安は以下のとおりです。※金利1%、35年返済、返済負担率25%程度を想定 年収借入総額月々返済額400万円約2,800万円約8万円500万円約3,500万円約10万円600万円約4,200万円約12万円700万円約4,900万円約14万円 住宅ローンは20〜35年と長く続きます。その間に起こりうる転職や出産、お子さまの教育費、両親の介護といったライフイベントも考えながら、返済計画を立てましょう。 物件価格だけじゃない!「諸費用」の内訳と相場 マンション購入時には、物件価格とは別に諸費用が必要です。原則として現金で用意しますが、金融機関によってはローンに組み込める場合もあります。目安は中古マンションで物件価格の6〜9%、新築マンションで3〜5%ほどです。なかでも高額になりやすいのが仲介手数料です。(上限:物件価格×3%+6万円+消費税)5,000万円の物件の場合、仲介手数料は約172万円になります。テレルームでは、条件によって仲介手数料0円が実現します。初期費用を賢く抑えたい方は、ぜひ一度、テレルームまでご相談ください。 まずは話を聞いてみる マンション購入で失敗しない住宅ローンの選び方 住宅ローンは、どこでどのような商品を借りるかで条件が大きく変わります。後悔しないためにも、「金利タイプ」「団信」「借入先」の3つは慎重に検討しましょう。 「変動金利」と「固定金利」自分に合うのはどっち? 住宅ローンの金利には、市場の状況によって金利が変わる「変動金利」と、借入時の金利が完済時まで変わらない「固定金利」の2つのタイプがあります。変動金利が向いている方• 世帯年収に余裕があり、金利上昇にも対応できる• 借入額が少ない、または短期間での完済を予定している• 金利動向などのチェックが苦にならない固定金利が向いている方• 将来の金利の動きにハラハラしたくない• 毎月の返済額を確定させ、計画的な家計管理をしたい• 借入額が大きい、または返済期間が長い2つの金利タイプのメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。▶住宅ローンで7割が選ぶ「変動金利」とは? 選ぶ前に知るべき特徴とリスク対策▶金利が上昇する今こそ知りたい「固定金利」とは?メリット・デメリットや賢い活用方法を解説! 団体信用生命保険(団信)も要チェック 団体信用生命保険(団信)は、住宅ローンの契約者の「もしも」に備えるための保険です。死亡または高度障害状態になった場合に保険金が支払われ、残りの住宅ローンが全額完済されます。金融機関によってさまざまな保障が選べるため、団信への加入を機に生命保険を見直せば、月々の保険料を抑えられる可能性があります。団信の仕組みや賢い活用方法はこちらの記事でご紹介していますので、ぜひご活用ください。▶団体信用生命保険(団信)とは?住宅ローンの「もしも」に備える仕組みや、契約前に確認したいポイントを解説 どこで借りる?ネット銀行・メガバンク・地方銀行 金融機関の種類メリットデメリットこんな方におすすめネット銀行・金利が低い・手続きがオンラインで完結・対面相談ができない・自己管理能力が求められる金利を最優先し、手続きの手間を省きたい方メガバンク・高い信頼性と安心感・全国に支店があり便利・金利は比較的高め・審査が厳格な傾向大手の安心感を重視し、対面で相談したい方地方銀行・地域密着で相談しやすい・柔軟な審査が期待できる・金利は高め・サービス提供エリアが限定される地元の物件を購入し、担当者と親身な関係を築きたい方 賢いマンション購入のチェックポイント 10年後も20年後も「この家で良かった」と思える、賢い選択のポイントをご紹介します。 資産価値が下がりにくい物件を選ぶ 資産価値の高いマンションは、将来売却や賃貸に出す際に有利なだけではありません。万が一の際も購入時と近い価格で売却できれば、住宅ローンを完済しやすく、経済的なリスクを抑えられます。単なる「住まい」としてだけでなく、将来のあなたを支える「資産」にもなるのです。資産価値が下がりにくい立地の条件• 駅徒歩10分以内、複数路線利用可能• 都心部や主要駅へのアクセスが良好• 再開発計画など、将来性のあるエリア• スーパーや病院、学校などが近くにそろっている 「新築マンション」と「中古マンション」を徹底比較 比較ポイント新築マンション中古マンション設備・内装設備や機能が最新で、誰も使っていないきれいな状態数年で交換や修理が必要な場合がある購入時の確認モデルルームでの確認が中心で、実際の部屋は見られないことも実際の部屋や日当たり、眺望を直接チェックしてから決められる安心・保証法律で定められた長期保証など、アフターサービスが手厚い管理組合の運営状況や修繕履歴を確認することが大切選択肢販売されるエリアや時期が限定されやすい希望のエリアで物件を探しやすく、選択肢が豊富注意点住み始めると価格が下がりやすい傾向購入後すぐの大規模修繕や、修繕積立金の値上げがないか確認 中古マンションの魅力や、購入前に知りたい注意点などを、こちらの記事でご紹介しています。▶中古マンション購入で失敗しない完全ガイド|メリット・デメリットから賢い資金計画、内見のポイントまで徹底解説 内見でココを見よ!「管理状態」「間取り」「共用部」 内見はパッと見の印象だけではなく、実際の生活をイメージしながらチェックしましょう。建物全体・エントランスはきれいか・掲示板の内容(管理組合の活動状況がわかる)・駐輪場や駐車場は整頓されているか室内・日当たり(時間帯を変えて確認できるとベスト)・キッチンやトイレ、お風呂の臭いや水圧・収納の広さやコンセントの位置・数・周りの音は気にならないか共用部・ゴミ置き場はきれいに管理されているか・廊下や階段の状態はどうかテレルームでは、お客様の物件選びを、不動産のプロの視点でサポートいたします。いつでもお気軽にご相談ください。まずは話を聞いてみる 見落としがち!マンション購入後に必要なお金と手続き 「マンションを購入したら支払いは住宅ローンだけ」ではありません。ローン以外にもさまざまな費用や手続きが必要です。 毎月の支出「管理費」「修繕積立金」 「管理費」は、エレベーターの電気代や共用部の掃除費など、マンションの日常運営にかかる月々の費用です。一方、「修繕積立金」は、将来の外壁塗装など大規模な修繕のために積み立てていく費用です。どちらもマンションの快適さと資産価値を保つために欠かせません。 忘れず納税「固定資産税」「不動産取得税」 「固定資産税」は、毎年1月1日にその不動産を所有している人にかかります。中古物件を購入した場合は、売主と買主が日割りで負担するのが一般的です。固定資産税の額は建物の評価額をもとに決まるため、評価額の減少に伴い、固定資産税も少しずつ安くなる傾向があります。「不動産取得税」は、不動産の購入・新築時に、一度だけかかる税金です。これらの税金は住宅ローンとは別に用意する必要があるため、不動産購入の際はあらかじめ資金計画に組み込んでおくと安心です。 賢く節税「住宅ローン控除」 住宅ローンの残高に応じて所得税や住民税が軽減される「住宅ローン控除」は、自動的に適用されるわけではありません。初年度は確定申告が必要となるため、忘れず手続きを行いましょう。• 1年目:確定申告(2月16日〜3月15日)• 2年目以降:年末調整または確定申告• 必要書類:住宅ローンの年末残高証明書、登記事項証明書など 出典:国土交通省「住宅ローン減税」 後悔しないマンション購入は、信頼できるパートナー選びから マンション購入は資金計画から物件選び、契約、購入後の手続きまで、やることが盛りだくさんです。専門的な知識が必要な場面も多く、手探りのまま進めてしまうと後悔につながります。そんなとき、頼りになるのが不動産のプロです。 マンションの購入ならテレルーム! マンション購入でお悩みなら、数多くのマンション購入をサポートしてきたテレルームにご相談ください。・お客様一人ひとりに合わせた資金計画のご提案・プロの目線での物件選びと内見同行・住宅ローン選びから契約手続きまで完全サポート購入を決めた方だけでなく、購入を迷っている段階でのご相談も大歓迎です。テレルームがあなたの住まい探しをサポートいたします。まずは話を聞いてみる

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